2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
吉岡悠仁は父、母の3人で暮らしている。 悠仁はペットに黒猫を飼っていた。 いつも彼は、ペットの黒猫とベッドで一緒に寝ていた。 一緒に寝るといっても猫はオスなので悠仁は異性として意識していなかった。 ある夜、悠仁は夜おそくまで読者をしていた。 そ…
路上検定中 教官「どうしたっ?さっきがら50kmで走って?眠くなるぞ!もっとアクセル床まで踏み込めっ!!| 生徒「いやっ...ここ法定速度50kmですし、それに検定中ですし」 教官「んなっの関係ねぇ!!いいか!?アクセル床まで踏み込め!!こいつのポテ…
私には可愛い双子の妹がいる。 とっても仲良しな私たちは学校に行くのもトイレに行くのもお風呂に入るのも一緒で何でも話せるお互い無くてはならない存在なの。 でも私にはある秘密がある。 それは好きな人が居ることだ。 今日は妹に思い切って言ってみよう…
俺は、街の公園で自作のブーメランで遊んでいたが、飽きたので寝てた。 「ねぇあれちょーだい?」 そう言われて起きると小さい子供がいた。 「ん?どれ?」 「あれ!」 指さした方を見ると近所の子供が俺の作ったブーメランで遊んでた。 「あぁ…良いよ。どー…
あるところに自分の服を全て、自らが狩った動物を使って作らせている王様がいました。 そこに男が二人、王様に、見た事もない服を仕立てて差し上げたいと言う者が現れました。 それは、「賢い者にしか見えない服」だといいます。 興味を持った王様は、男たち…
ボクには、弟がいる。 ボクは7歳、弟は4歳下の3歳だ。 今日はお母さんに2人で留守番するように頼まれた。 「それじゃあ、行ってくるね。夕方には帰るから」 「はーい」 「たっくん(兄)、ふーくん(弟)の面倒見てあげてね」 「うん、わかった!」 ボクは弟…
あるところに婆さんと爺さんが居た…… 婆さんは川へ……爺さんは山へ…… 婆さんが洗濯してると大きい桃が流れてきました…… 婆さんはその桃を家に持って帰り、磨がれた包丁で桃を真っ二つにしました…… そうすると中から断末魔の悲鳴が聞こえました……… 【解説】
俺には小学二年生の息子がいる。 この子は我ながら偉い息子だと思う… 思いやりがあるのだ。 この子は友達や親戚、俺や妻などに誰にでも優しいのだ。 だから近所でも評判が良い。 ある日、息子は友達を連れてきた。 すると自分のおやつを、 「はんぶんこで食…
俺の趣味は、ゲームを作ること。 RPGや恋愛物も作ってみたことはあるけど、うまく行かなかった。 最近は脱出ゲームをよく作っている。 これはおもしろい。 よく友達にやらせているが、脱出できたのは1人もいない。 仕掛けを考え、暗号をわかりにくいところに…
私は30歳の主婦。 私には可愛い娘と優しい旦那がいる。 とても愛している。 つい先日娘の可愛がっていた猫と犬が、2匹とも亡くなってしまった。 娘はとても悲しんでいた。 優しい子。 娘は、今年6歳になったばかりでお人形が大好き。 娘にはいつも 「どんな…
私は、彼氏と同棲している。 彼は会社員をしていて、朝から仕事に出ている。 私はコンビニのアルバイトで、しかも昼からなので、昼前まで寝ている。 私は毎朝、彼が仕事に行く前に準備する一部始終を狸寝入りしながら楽しんでいる。 彼が起きて、顔を洗って…
「ねぇ、かのちゃん。カレー美味しかった?」 と耳元で囁いてくるんですよ。 あたしは 「うわ~勘弁してくれナンマイダブナンマイダブ~」 と一心不乱にお経を唱えてたんですが 「ねぇ、かのちゃん。カレー美味しかった?」 とこのセリフをくり返すんですよ…
タンスタンスタンスを開けた 並んだ~並んだ~赤白黄色 どの服見ても綺麗だな そしてこの歌詞を作った男性は紫色の服を着て出掛けた。 その翌日男性が長年想い続けた女性がその男性によって殺されたのは言うまでもない。 そして男性は殺した女性に紫色の服を…
僕には愛猫がいる。 黒猫。 こいつが可愛いやつで大のイタズラ好き。 外に出たいが為に勝手に窓をこじ開けてて出て行ったかと思うとネズミなんかを家に持ち帰っては散らかす。 餌を与え忘れた時なんか自分で冷蔵庫を開いて中身を食べていたのを見た時はたま…
おれは怖いもの知らずの高校生いろんな心霊スポットに友達と行ったり時にはひとりでいったりもしている。 友達の間でも怖いもの知らずで有名だ。 そんなある日のことだった。 ある友達がこう言い出した。 「なあ知ってるか?〇〇町に廃病院があるだろ?あそ…
駅前の雑踏の中、俺はベンチに腰掛け行き交う人をただ眺めながら人を待っていた。 すると、一人の男性が真っ直ぐ俺の方に歩いてきた。 歳は30ほど、中肉中背でサングラスをして杖をついている。 男は俺の前で立ち止まり、バス停の場所を訊ねてきた。 俺は指…
僕の高校には、ある噂がある。 北校舎の東西二ヶ所、南校舎の東に一ヶ所、計三ヵ所に一階から四階までの階段がある。 それぞれ10段昇って踊り場で折り返し、また10段昇る……という階段だ。 噂というのは、下校時刻を過ぎた後に、どこか一ヶ所だけ階段の段数が…
俺の実家は3階建ての一戸住宅だ。 10年くらい前に改装して、小さなエレベーターができた。 3階建てなのにエレベーターがいるのか?と思うが、両親の夢だったらしい。 エレベーターの中は板張りで手すり付き、目的階がデジタル数字で表示されるようになってい…
目が覚めると、私は監禁されていた。 いや、これは監禁と言うんだろうか? 窓のないコンクリート壁の立方体の部屋、頭上には剥き出しの白色蛍光灯。 そして壁の一辺には、右ノブ外開きの鉄扉がある。 はじめは閉じ込められたのかと思ったけど、ドアノブを回…
これは僕が中学生の頃、部活の合宿で人里離れた宿泊施設に泊まった時の話だ。 その施設の手洗い場は宿泊者で共有するものだった。 通路の行き止まりに、長い流し台とたくさんの蛇口が向かい合わせで配置された手洗い場で、同じように長い鏡も向かい合わせに…
臨戦状態の隣国の軍師から、一通の封筒が届いた。 「軍師様!大変です!」 「どうした、何事だ」 「ハッ!敵国の軍師から“暗号書”と書かれた封筒が送られてきました!」 「舐めた真似を……私をこの国随一の軍師と知っての狼藉か……して、その内容は?」 「それ…
『ガタン』 大きな揺れがして目が覚めた。 どうやら、座席に着いて耳栓をした直後に眠ってしまっていたらしい。 今の揺れから察するに、どうやら離陸は済んだらしい。 私の座席は機体中央の窓際だ。 久々の空の旅だし、ちょっと窓の外でも見てみようか。 お…
【天使側の視点】 ある時、私の宿主の人間がこう言った。 「人を殺してしまった………………罪を償いたい……」 あぁ、殺人だなんて、なんて馬鹿なことを。 どうやって償うのか存じませんが、きっと自首するのでしょう? ちゃんと、罪を償いましょう。 隣の悪魔が何…
ウチの近所に有名な団子屋がある。 味がおいしく、値段も安く、店主の人柄もよく、大繁盛している。 この街で「団子屋はありますか」と聞いたら、必ずここを紹介されるだろう。 ある日団子を買おうとこの店に向かっている時、店の近くの電柱陰でブツブツと独…
先週、失踪していた女性の遺体が山で見つかった。 その子、俺の幼馴染で子供の頃から一緒に遊んでて、親友、なおかつ恋人だったんだ。 小学生の時、彼女の飼ってた犬がいなくなった時も日が暮れるまで探し続ける仲だった。 それで今朝、彼女のお母さんから …
僕はものすごくビールが好きだ。 今日も家からバイクで15分の所で、友達と呑んでいた。 友達とワイワイ、ガヤガヤしてビール4杯ぐらい飲んで時間を見ると、もう朝の4時だ。 ビール4杯ぐらいでは全然酔ってない。 僕ゎお金を払って家へ帰った。 そこの信号を…
「最悪…ちょっとミスしたくらいであそこまで怒鳴らなくても…犯人が課長だったらすぐに通報してやるのに…」 OLのA子が愚痴をこぼす。 A子は最近ストーカーに悩まされていた。 警察にも行ったが取り合ってもらえなかった。 「ほんとにうざい…」 鍵を開けて部屋…
冬入り少し前の夕暮れ時のこと、僕は趣味のドライブで田んぼ道を走っている時に奇妙な光景を見た。 刈り取りの終わった一つの水田に多数の案山子(かかし)が並べられているのだ。 気になった僕は近くに車を停め、その水田に向かった。 案山子の並ぶ水田の周…
僕と君はいつも一緒だったね。 どこへ行くにも、何をするにも、常にそばにいたね。 楽しい時も、悲しい時も、共有してきたね。 いつまでも変わらず、ずっと一緒……そう思ってた。 だけどあの日、君は僕を置いて向こう岸に行ってしまった。 それからずっと、離…
いやぁ、ビックリした! まさか寝呆けて線路に落ちちゃうとはね! 夜更かしはするもんじゃないね! おかげで、全身冷や汗でびっしょりだよ。 ちょっと駅のトイレで顔だけでも洗っていくか。 ってあれ、水が出ないや。 センサーが故障でもしてるのか? これだ…