2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧
家に帰って一息つく。 今日も疲れたな…と誰にともなく呟いた。 今日は学校も早く終わったし地下室で本でも読もうか。 私は地下室への階段を下った。 地下室は一つある窓から外からの光が来るから結構明るい。 だから暗くなったらすぐにわかるし涼しいし読書…
マンションでの引っ越しのバイトを終え、下に降りようとすると違う部屋からおばあさんが出てきてこう言った。 「この段ボールを下に持っていって下さい、でも中身は見ないで下さい」 それと同時に封筒をポケットに入れられた。 これはラッキーと思い、エレベ…
修学旅行だ! わくわくが止まらない!! 先生が出席をとる。 安部ーはーい 飯田ーほーい 井内ーあーい と出席をとる バスの中はとてもにぎやか! だが、しばらくすると キキィー ドカーン!! バスが事故に遭った。 原因は前方から来たトラックの居眠り運転。 先…
今日も何事もなく一日が過ぎていく。 毎日同じ事の繰り返し。 朝、管理人さんと挨拶して仕事に行き、嫌味な上司にネチネチと見に覚えのない事で怒られる。 帰りは噂好きのうるさいおばさん連中を避け、遠回りして、スーパーで特売のお弁当を買って、店を出る…
僕は一人暮らしをしている。 そしたらある日同い年ぐらいのとてもタイプな女の子が引っ越してきた。 隣同士と言うことで仲良くなり始めたある日、彼氏と思われる人が彼女の部屋に入るのを見てしまったのである。 とてもショックで 「同棲してんのかよ」 と思…
友人と殺人事件があった家に肝試しをしにいった。 その家は今はボロボロだ。 死体があった二階には階段が崩れておりあがれなかったが何回か不自然なことがおこった。 どこからかうめき声がきこえたり、窓が勝手に開いたり、上の階からドンドンと音が聞こえた…
普通の事なので、怖くはないと思うのですが、知人が日記を見て、怖いって言って逃げて行ってしまったので、怖いんだと思います。 ある日の日記です。 日々の事をただ書いてるだけですが、事細かに書いてるので、長々しいかもしれません。 朝6時起床。 食パン…
~♪♪♪ 携帯電話の着信音が鳴った。 昨日別れ話をした彼、佑樹からだ。 佑樹とは1年程付き合っていたが、段々気持ちが離れてしまい、私から振った。 「何の用だろう…」 佑樹のメモリを消したり、着信拒否したりするのを忘れていた。 あまり気が乗らなかったが…
ある大金持ちの老人が死んだ。 死ぬ少し前はもう孤独なもんだったらしい。 若い頃は好色で有名でも老いると悲しいもんだな。 後に残された莫大な遺産。 遺言状もなく、政府に寄付されるところだった。 ところがある時急に一人の若い男が遺言状を持って現れた…
俺の名前はジョーイ。 かなりの負けず嫌いだ!! 一度ライバルと認識したら、とにかくなんでもそいつより上にいかなくては気がすまない。 今俺がライバルだと思ってる奴は、隣に住んでいるダニーだ!! あいつは両親が病院の経営をしててとにかく金持ち、そ…
大学2年の夏休み、僕はC助に誘われA太とB子と一緒に地元の有名な心霊スポットに肝試しをしに行くことになった。 地元と行っても車で二時間もかかる山の中だ。 C助の運転で行くことになり車中は和やかな雰囲気で会話もはずんだ。 そして目的地に着いた。四人…
くそ…こんなもん作るんじゃなかった。 彼女に振られイライラしていた俺は、とんでもないものを作ってしまった。 最近、地震が多いって知ってたのに…!! あの日が来るまでは地震がこないことを祈るしかない…。 グラッ… あっ!! 危ない。 まじヤバかった。 …
僕は昔から交通安全に気を使っている。 いまだって、右に曲がるときは一度止まって左右確認。 信号が青でも、一度止まって左右確認。 踏切が上がってても、一度止まって左右確認。 おっと、左から電車がきた。 危ない危ない… これからも気を付けなければ。 …
ある日、父から初めて手紙がきた。 一人暮らしを始めて八年。 手紙どころか、ここ数年実家とは連絡すらとっていなかったから、生存確認かな(笑 ~朋子、元気そうでなによりだ。 仕事も順調そうじゃないか。 上司との付き合いも大事だが、 女がそう遅くまで…
パパ、ママ、兄、姉、私。 私達はいつも一緒にいる。 私)ママ!!私こんな生活なんてイヤっっ!! ママ)バカな事いってんじゃないわよ。 パパ)そーだぞ、お前はかけてはいけない存在なんだぞ 私)もーイヤ、たえられない。私は出ていく。なんで私達はずーと一…
六月某日、僕は交通事故で死んだ。 紫陽花に雨粒が散るきれいな日だった。 「これは……死んだんだよね…?」 自らの右手を見ながら僕は呟いた。 特には透けて見えたりとか変わったところはない。 誰にも気付かれないし触れない点を除いて。 触ろうとしても空を…
海外であった話です。 ある日、男の人が古いホテルに泊まったときベッドの前の棚の上にフランス人形があったそうです。 そのときはカワイイナと思って見ていたそうです。 夜食を食べ終えてベッドに入って深い眠りにつきました。 ちょうど、12時頃窓をたたく…
もう僕に生きている資格なんて。。 ダメだ。。 もう、疲れてしまった。。 どうせ死ぬなら、最後は大好きなコーラにしようかな。 今なら親も姉貴もじーちゃんも、みんな外出してるし。 あぁ。。ダメだあと一歩の勇気が足りない。。 『ただいまぁ~、外暑かっ…
「メエエエエン!!」 綺麗な感触が竹刀を通して手に伝わってくる。 打った後はうちたちの横をすり抜けて振り向き、残心をする。 うーん、今回はきれいに決まったけど、まだまだ不安だな。 もう少し練習しよう。 それにしても、コンクリの上だとすり足しづら…
今朝、俺らが虐めてた奴から手紙が届いた。 郵便受けは毎日チェックするが手紙が届くのは久し振りだ。 『絶対復讐に行くからな!!』 「ハッ」 俺は、鼻で笑う。 その日虐めてた皆で家に集まることにした。 皆にも届いていたようだ。 俺「ありえねぇよな」 …
私は某化粧品会社に勤めている。 うちの会社はスキンケアに力を入れていて、最近売り出されたのがこの石鹸。 1個10万円するんだけど、どんな体の汚れや体臭も落としてしまうほど凄い洗浄力で、香りもいい。 この商品にはアンケートを同梱していて、返信され…
朝から大雪の降る日だった。 俺はマフラーに顔を埋め、先を急ぐ。 大好きな彼女と待ち合わせをしているというのに寝坊をしてしまったのだ。 ズボンのポケットに入っている携帯を使い、遅れると連絡をしようかとも思ったが、走れば間に合うかもしれない。 そ…
俺は最近引っ越してきたばかりだ。 今度の部屋はなかなかよさそうだ。 いつも布団で寝てないせいか、体が痛い。 でもかわいい彼女に恵まれて毎日しあわせだ。 俺は毎朝11時起床だ。 彼女は毎朝早く起きて仕事に出かける 俺は朝食兼昼食を冷蔵庫の中の食材で…
ピピピピッ、ピピピピッ… …ん?今何時だ… 「ハッ!?」 ヤバい!ヤバい!ヤバい! 気がつくと、出社時間まで後30分もない。 俺はベッドから慌てて飛び起き、急いで着替えを済ませ、カバンを引っ掴んで家を後にした。 息を切らし、フラフラになりながら駅に着いた。…
私の彼にはハートがたくさんあるよ♪ 首にも腕にもハートがあるよ♪ あれ?もう動かないや… 【解説】
私はミシェル。 私の夫のケリーは郊外にある大病院の医者なの。 富豪なんかも使用する様な所よ! …と言っても夫のランクは中の下くらい。 生活は楽ではないけれど、私は夫を愛してるわ。 ある日、夫が凄いテンションで帰って来たの。 「ミシェル、聞いてくれ…
僕の妻は美人だ。 2年前から付き合って、やっとゴールイン。 2週間前には子供も生まれた。 でも、一つ疑問がある。 生まれた子供が、妻にも僕にも似ていないのだ。 もちろん養子でもなく、正真正銘妻のお腹から生んだ子供だ。 でも、妻にも僕にも似ていない…
彼女のアルバムを開いた。 写真の中の彼女は楽しそうに笑っていたり、真面目に作業をしていた。 「やっぱり、かわいいな…」 なんて独り言を呟く。 笑っている彼女の顔も好きだが、マジメな顔はもっと好きだ。 お、これはお化け屋敷で撮ったのかな? 怯える彼…
俺は今、巷で話題になっている連続殺人鬼だ。 すでに両の手で数えられないほどの人間を殺した。 にも拘らず、警察は未だに俺の尻尾を掴めていない。 警察が能無しというわけではない。 俺の相棒が優秀過ぎるのだ。 なぜなら、俺の相棒は亡霊なのだ。 それも…
涙が一筋私のほほをつたった。 口が微かに開かれる。 息が口から漏れた。 手が力を失い、掛け布団の上にすとんと音もなく落ちる。 麻痺したかのようにその手は動かなかった。 些細な喧嘩から、彼を失ってしまった。 泣きつかれたせいか、枕から頭を持ち上げ…