「残るはお前だけだ…」 初めにいた仲間たちは既に消え、緊迫した空気の中、俺はこいつと対峙している 向かいあって俺は動かない、いや動けないと言うべきか 戦況は次の一撃で勝負は決するかもしれないという佳境 「っ！！」 突然やつの手が素早くこちらに伸…

55666 77733 9666 999666 688 8666 7777444 6688 【解説】

自分は大学に通っていてマンションに住んでいる 夏休みがあるので実家に帰省する事にした 部屋をでる時に違和感を感じた 実家で一年過ごし（単位がたくさんあるので）のんびり友達と遊んだりした 一年後の夏 部屋の鍵を開けると凄い寒気が走った 中を見れな…

ある屋敷で殺人事件が起きた。 容疑者は三人。 茶色の服の女と派手な赤を着た男、それにこい青の服を着た男だ。 皆細めで同じような髪型の人だ。 ある目撃者から話を聞いてみようと思う。 三人とも細めで背が高いから私は話しかけるのに苦労したよ。 猫と違…

私は小さい時から霊感すごくてしょっちゅう部屋の中に気づいたら居た！！っていうことが多々ありました そんなある日、学校から帰ると部屋の中にいました それは男の人で私をじっとりと見ていました あ～やだな～またいるよ～とか思いながら過ごしていたので…

A：「マジあの教師ウザ…死ね」 B：「わかる。授業くそだし…」 C：「起きてて欲しかったらまともな授業しろよな」 俺は、最近友達の誘いで学校裏サイトを閲覧している。 閲覧しているだけで、コメントはしない。 だって、コメントしてるやつが明らかにわかる…

私の家はお父さん、お母さん、弟、私の4人家族だ｡ そして今、私はシャワーを浴びている｡ シャワーを止め、体を拭きリビングへ行くと血だらけでお父さん、お母さん、弟が死んでいた｡ …しかしそこにいたのは3人の死体だけではなくナイフを持った男が立っていた…

私はストーカーに悩まされている。 ほんとうにしつこい。 後をつけてくるだけではなく、夜な夜な電話してくる。 かなり迷惑なので私は警察に相談した。 すると対策としては、 『次に家に電話がきたら、携帯で私に電話してください』 ということだった そして…

昔々、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいました。 ある日のこと、お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に出かけました。 お婆さんが川で洗濯をしていると、見たこともないような大きな大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。 お婆…

一人暮らしをしている大学生の男がいた。 男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。 大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。 最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、…

1ヶ月前、山形県天童市で河川敷に下半身だけが捨てられる殺人事件が起きた。 1ヶ月過ぎても解決しない為、担当の刑事権俵はある探偵に相談をした。 被害者佐藤利夫（18才、大学生）市内で1人暮らし。 容疑者田中良美（32才工芸職人）市内で工芸品を作ってお…

ある女性が仕事を終え、会社から早足で帰宅していた。 女性は徒歩だ。 何故早足で帰っているかというと、最近この辺りで通り魔があったからだ。 しばらく歩いていると正面から真っ黒い服の男が歩いてきた。 （もしかして…通り魔？） 女性はそう思った。 する…

私は画家をしている とは言っても趣味の範疇を抜け出せないが（笑） 薄いオレンジのキャンパスに綺麗な赤色で描く絵は我ながら素晴らしい！ 次はあの子にしよ 【解説】

俺は大学で1人暮らしをしている 大学の生活に慣れていた頃妹が俺と同じ大学に受かって今日から俺のアパートで一緒に暮らすことになった 今まで俺がバイトして稼いで生活費稼ぐの結構大変だったから助かるなあ ピンポーン あ、妹が来た 妹「お兄ちゃん部屋用…

ジリリリリリリ。 目覚まし時計が激しく鼓膜を揺らす。 僕はうんざりしつつも、目覚まし時計を止めて布団から出た。 昨夜、大学の友人達と遅くまで飲んでいたせいか頭が酷く痛い。 ぼんやりと立ち上がって携帯を開く。 七月三日。 普段通りの待受画面と共に…

喫茶店。 優しい珈琲の薫りが私を包む。 外は雨が降っている。 ここ2、3日降り続いている。 そろそろこの地域沈むんじゃねーか？とか思っていたけど、どうもそんな展開にはなりそうもない。 カランコロン。 喫茶店のドアが開く音がした。 そして、スーツ姿の…

近くの丁字路で、お祓いがされることになった。 なんでも、心霊番組で放送されたこの場所を高尚な霊媒師が聞き付けたらしく、危険と考えて除霊してくれるらしい。 この丁字路は昔から不思議なことが頻繁に起こる。 よく聞かれるのは、点きっぱなしの街灯と幽…

アナタヲヒトメミテカラ∋ルモネ厶レマセン 卜ﾞウニカコ丿オモイヲテカﾞミニシタノテﾞヨ□シケレハﾞ匕トコトヘンシﾞクタﾞサイ アナタ力ﾞ力ンシﾞ儿ママノキモチカﾞシリタイテﾞス テﾞハ 【解説】

ここは緑の部屋 部屋一面緑色 ああ、赤が見たい 【解説】

『次は池袋～池袋～お出口左側です』 アナウンスを終え、山野は車内マイクのスイッチを切った。 ようやく長かった一日が終わりをむかえようとしている。 窓の外は既に墨汁を垂らしたような暗闇に覆われていた。 しばらく走ると池袋の駅が光を放って現れた。 …

長年の夢だった我が子が、ようやく我が家にやってきた。 小さくて柔らかくって、それはそれはとても美しく艶やかな髪の持ち主でみんなが振り向く程の愛くるしさをたたえた男の子だった。 夫も私と同様、子供を欲しがっていたのでこれまた大変な喜びようで親…

俺らももう高三。 受験勉強にも熱が入る。 そんな雰囲気の授業のなか私語をする前の席のやつが俺は嫌いだ。 ほらまた授業中にも関わらず斜め後ろを向いて俺の左の席のやつと喋っている。 そいつに飽きたのか更に体を捻って次は俺…は素通りして右のやつと話始…

昨日は、ママとパパがおもちゃを作っていました。 今日は、おもちゃができたことを確認した。 次の日は、朝から泣き声がしたうるさかったから、叩いたらもっとでかくなったけどすぐ静かになって、動かなくなった。 あーあー、ママ―もう一個作って～ 【解説】

「ニャー」 （元気な猫だな。ボンネットの上で寝てるなんて…） 「わたくし、探偵をしております、佐久田と申します」 「あ、今回はお世話になります。依頼した河野と言います」 「寒いですね～。冬ですし当たり前ですか…」 「まだ8時なのに仕事が早い。ま、…

「次のニュースです。警察庁はこの数ヶ月で発生している連続射殺事件を重く見て、夜間外出禁止令を発表しました。テロ組織との関係も視野に入れて捜査を進めるとのことです。犯行が被害者宅で行われていることから、戸締りには十分ご注意ください」 とかいう…

「双子っていいよね～瓜二つっていうの？あ、一卵性の話ね。本当に羨ましい。心も体も1つになっちゃえば面白いのに。」 （仮面ライ○ーWかよ…） そんな独り言を言いながら、 双子の良さを考える私。 実際私も双子だ。 二卵性の… クラスや近所になん組もの双子…

俺は不思議な夢を見る。 しかも人を殺す夢だ。 見慣れた近くの町で非日常なことを起こす。 怖いと同時に少しワクワクする。 相手は見たこともある人もいれば見知らぬ人もいる。 今までで二回夢を見た。 ところがやがて不思議なことに気がついた。 現実でも殺…

前から両親が嫌で嫌で高校も卒業したのに 「今日はどこ行くの？夕飯には戻ってきなさいよ」 「誰と遊ぶの？」 「お泊まり？いけません！」 と干渉が激しかった。 さすがに我慢がならなくて腹が立って少し遠い友達の家に家出した。 そしたら案の定電話とメー…

その知らせを受けたのは、肌寒い秋の夕暮れ時の話である。 私には妻がいた。 妻の男癖が悪いところに甚だ怒りを覚えることが多くあった。 しかし、そんな妻でも私が成功するように考えてくれており、離婚にまで及ぶことは一度もない。 なぜなら、私自身も不…

久しぶりに自室の掃除をしていると、押し入れの奥から古いぬいぐるみが出てきた。 くまのぬいぐるみで、ベージュ色だったはずの布地は茶色に変わり果て、あちこちから綿がはみ出している。 たしか小学生くらいの頃にこのぬいぐるみが大好きで、散々連れ回し…