2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧
ぼくは、臆病者だとよく言われる。 なので、ぜんぜんモテナイ。 おまけに、そのことで、いじめにあっている。 「あー、死にたい」 なにか、この性格を直せないか、ネットで調べてみた。 見つけた。 ある日僕は、 『思ったことがすぐ行動に移せる!!』 と言…
お腹を痛めて産んだかわいい我が子達…。 いろいろあったけど、よく頑張ってここまで来たね。 生まれるまではあれやこれやと手がかかって大変だったけども、我が子達のためなら何だってやってこれた。 そして目の前にいる我が子達はもう、一人前の大人になっ…
先日、俺はとあるさびれた路地裏で最高の女をゲットした。 やや緑がかった瞳。 桃のような甘い香りの柔らかな素肌。 そして何より俺を魅了したのは、どんな時でも絶やさない明るさ。 初めて会った時からえもいわれぬ胸の高鳴りを感じ、いつかはこの腕であい…
ぼくにねーついにおとうとが生まれたんだー でねー今日ようやく家についたんだよー ぼくのおとうとはかわいいんだー けどまだ歯がはえてないのかー ざんねんだなー ぼくのすきなものをいっぱいあげようとおもったのに あ!そうだ あれならはがなくてもたべら…
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訳が分からねぇ… 俺が一人暮らししているこのアパートに殺人鬼が住んでるらしい。 そんな噂が飛び交う様になって一週間、隣の家の奴がとても怪しい… いや、アイツに違い無い。 なぜなら… 奴は帰る時間がバラバラだったり、やたら大きな荷物を持って出掛ける…
もうどれだけ歩いたかな…… 見渡す限り砂の大地…… まるで見えない壁でもあるかのように、街やオアシスに辿り着くことはない…… それに時々、天変地異が起こる…… 『グラッ、ザザザザザ…』 来た…… 突然天地がひっくり返ったような振動が起こり、足元の砂が底無し…
未明の最近建てられた高級ホテル。 高気密高断熱だ。 俺が建築した。 火災らしい。 上も下も全て火の海だ。 ホテルの各フロアを3ブロックにわけ、防火扉で区切っている。 と言っても、開閉は一応可能だ。 しかし、運が悪かった。 寝タバコによる火災が両端の…
タバコに火をつけた。 何気なく真新しい吸い跡を数える。 やめようとは思ってないが、今日はちょっと吸い過ぎか。。 イライラがおさまんねーからしょうがない。 左手で灰皿を持って火を消す。 あー、うるせえ! やっぱりイライラはおさまらねぇ! 【解説】
僕の家の両隣には、一人暮らしのおばーさんが住んでいる。 左側のおばーさんはとても優しくて、家の前で会った時はいつも飴をくれるんだ。 でも右側のおばーさんは、すっごいやなヤツ! 僕たちの事いっつも見てて、ちょっとイタズラすると飛んできて怒るんだ…
とあるビルの屋上。 そこに、痩せ衰えた一組の男女がいた。 男「ごめんな、巻き込んで…」 女「ううん、大丈夫だよ。私はいつでもあなたについて行くから」 男「ありがとう…。愛してる、いつまでも」 女「うん」 男「じゃあ…またあの世で会おうな」 短い言葉…
僕の命は短いんだ ご飯って最近いつ食べただろう? ずっとネックレスしていて首かゆいなぁ [あ…] お家からゆうきくんが見えた こっち見たのにスルーされちゃった 次の日 いつの間にか寝ていたみたい やけに体が軽いなぁ ご飯食べなくて痩せたせいか? 視界も…
今日はやたらと暑かったので俺は、街にあるお気に入りの風呂屋で汗を流してさっぱりさせて帰ろうと思い、急いで向かった。 辺り一面は白で塗られ、マーライオンからは絶えずお湯が流れている。 洗い場にはアールデコな鏡があり、まるで高級ホテルに来たよう…
今日から待ちに待った夏休み… 他の同僚は家族と水入らずの一時を過ごしたり、離ればなれで暮らしていた我が子へ会いに行ったりと様々だ。 私も明日から5日間、久々に実家へ帰り家族達と過ごすことにしている。 車がないので私は、自家製のセダンを使って行こ…
ある日俺と友人のAでホラースポットにやってきた。 ホラースポットは俺の家からそう遠くないところにあるボロい家だ… 家に入った時はなんともなかったのだが、隣の部屋に入った時に違和感があった。 部屋が寒く体も重い… 玩具が散らばっていることから子供部…
俺は三週間前に今のアパートへ越してきたばかりだ。 交通の便がよく、日当たり良好、3LDKなのに家賃は激安という掘り出し物の部屋だった。 そんな部屋がなぜ簡単に借りれたのか、当然理由がある。 俺が借りた部屋は3階突き当たりに位置するのだが、その隣の…
僕はスーパーマン! 街には悪いヤツがいっぱいだから、見回りしなきゃ! 今日はすっごい天気いいから、お空からの見回り気持ちいいだろうな! じゃ、いってきまっす! 【解説】
あー、飲み過ぎてしまった。 今日は早めに帰宅できると思ってたのに、部長に付き合わされたせいで終電ギリギリだよ。 ここの地下鉄、遅い時間は人が少なくて怖いんだよな。 上り下りの線路に挟まれる形でホームがある平凡な駅だが、飛び降り防止措置がないせ…
新しい機能を搭載したデジカメが発売された。 値段は56万4219円…… 少々高いが……(笑) シャッターを押して撮ると、いたって普通のデジカメ。 しかし…… このデジカメは、被写体の命を奪ってしまうのです。 僕は買ってしまった……(笑) 興味本意的な。 試しに飼…
彼女に誕生日プレゼントをあげることにした。 けど何をあげよう… 金無いしな… 欲しい物も聞いてないや。 そうだ、あれにしよう。 きっと喜ぶはずだ。 少しずつあげよう。 多分全部届けることはできないから。 少しずつ君の所に行こう。 【解説】
真っ赤な薔薇が一つ、二つ、三つ、四つ。 五つ目はどこだろう。 早く早く、探さなくちゃ。 彼女は夜の道を一人歌いながらふらふらと歩いていた。 通行人がたまに通るだけの寂れた道を。 手に持った物は一つだけ。 キラリと反射する物だけだ。 次の日、その道…
時計の針は約束の時間を既に1時間経過していた。 待てどくらせど、待ち合わせのこの場所に彼女はやって来る気配がない。 途方に暮れていた矢先、俺の携帯電話が鳴った。 画面を開くと彼女からのメールだ。 『待たせてごめんねあたしの乗っている電車がトラブ…
あるところに事故で両手両足を失った少年がいました。 しかしその少年は周りの人に心配かけないためか常に笑顔を絶やしませんでした。 そんな少年も、車椅子からみんながグラウンドを走り回ってるのを見ると、少し寂しそうでした。 そんなある日少年は泥だら…
私は、ある居酒屋で父と母、そして姉と食事をしていた。 姉と私以外の父と母はお酒を飲んで、姉が車を運転してその日の夜は帰った。 帰る途中の公園で、私はブランコに乗っているカップルを見た。 当然父と母も同様にカップルを見たが、そのカップル以外誰も…
僕はチキンのくせに怖い話が大好きで、毎日のように学校に行っては怖い話をしたり聞いたりしていた。 ある時友達から、お風呂場に関する怖い話を聞いた。 今まで聞いてきた怖い話となんにもかわらない普通の話。 ただ、その怖い話を聞いた人はとりつかれてし…
『○○にきびできてるよ?』 『え!』 私は携帯をインカメラにして頬をみた。 『うーわ…』 『後で潰しちゃえ(笑)』 『痛いじゃん(笑)』 『あ、猫だ!』 私はカメラをアウトカメラにしてその猫を撮った。 『逃げちゃったね~』 『もう暗くなったし帰ろうか……
今日は起きた時から雨が降ってる。 これじゃ外に遊び行けないよ。 こないだの雨のときは、じーちゃんがてるてる坊主を作ってすぐに雨が止んだっけ。 『じーちゃん、ナオキのてるてる坊主作ってよ』 僕がじーちゃんに言ったら、弟のユウも 『ユウもてるてるぼ…
少し昔、田舎の村に老人が一人で住んでいた。 その老人は貧乏で、いつも 「死にたい、死にたい、こんな生活なら死んだ方がマシだ」 と呟いていた。 ある日、老人が山へ薪を取りに行った帰りに罠に掛かった鶴を見つけた。 老人は、「鶴の恩返し」の話を思い出…
両親と、彼女との結婚の事で揉めちまったまま出張に出た。 そんなある日、妹からメールがきた。 『おにーちゃんに誕生日プレゼント!どこにあるか、見つけてられるかな♪』 病気で家にこもりきりの妹は、たまにこんなイタズラめいたゲームをする。 家に帰ると…
私の彼氏がストーカーにあって警察に相談したらしい。 彼は人気者だから仕方ない。 ストーカーしてるのは彼が今でも好きなAかな? それとも元カノのBかなそれとも彼の幼なじみのCかな? そして彼に手紙を書いたら彼が手紙を返してくれた。 内容はこうだった…