2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
僕は毎日夜に会社にいき昼頃に家にかえる。 いわゆる夜勤ってやつだ。 毎日の楽しみといえば家のそばにある弁当屋で働く女の子を見つめながら弁当を買うことだ。 ある日少し早めに会社へ向かう途中あの女の子が家に帰るところを見てしまいつい家までついてい…
助けて助けて殺される 僕は起きた。 またこの夢だ。 もう何度目だろう。 毎日夢の中で追い掛けられる。 何が追い掛けて来るのか分からない。 けど、僕を殺そうとしているのだけは分かる。 また、今日も見るんだろうな。 僕はいつも通り仕事に行き、いつも通…
私には2年前、付き合っていた大好きな彼がいた。 正直今でもその彼の事が忘れられない。 あれから2年、色々な人と付き合ってみたけれどどうしてもダメ。 誰も彼には適わない。 彼はお金持ちではなかったけど体の相性が最高に良かったし何よりも心がとても広…
私はもうすぐ50歳になる。 年のせいか、最近耳が遠くなった。 ある日の夜、私は買い物に出掛けた。 車を走らせていると交差点の信号に引っ掛かった。 (ここの信号…長いのよね~……) なんて思っているとクラクションに手が当たって音が鳴ってしまった。 する…
俺は売れている芸能人だ。 よくテレビにでるからファンもたくさんいる。 そのせいか家の中をよく荒らされる。 一般人には家は知られてないのに。 いろんな人にそのことについて相談した。 ある日俺は鍵穴をみんなに内緒で変えた。 すると急に荒らしはなくな…
○月×日 今日はお父さんが何か持ってた。 夜に変な声と音がした。 なんだろう? ○月×日 お母さんが死んでた。 ○月×日 夜中、またお父さんが何か持ってた。 二階に上がってきたみたい。 僕はこっそりドアから様子をみた。 暗くて見えなかったが、ガチャッと音…
最近、祖母の死に目を看取った。 もう随分年をとっていたのだが、これがまた漫画に出てくるようなひどい意地悪婆さんで、突然勝手に家に住むと言い出し、特に父とは仲が悪く毎日言い争っていたみたいだ。 俺は早くに実家を出て東京で暮らしていたので、あま…
夕方、バイトから帰宅すると留守番電話が1件入っていたので、すぐ再生してみた。 『もしも~し、私だよ~』 この声…… どうやら電話を掛けて来たのは、俺の遠距離恋愛中の彼女だった。 けど、なぜ家の固定電話に……? 『本当にいないのかな~?もしも~し?』 …
あるタクシーの運転手が夜中に山道を走って会社に戻っていた。 するとカーブを曲がったところに白い袴をきた女が手をあげて立っていた。 運転手は「まじかよ。こいつ幽霊か?」と直感で思った。 そして運転手はその女を乗せてその女の指示どおりに車を走らせ…
私のピアノの習い事から帰るついでに、母と車で暗い夜道をドライブしていました。 助手席に私。運転席に母。 何気ない会話をしながら夜道を進んでいく車。 しばらくして私は少し違和感を覚えた。 さっきから母が、チラチラとバックミラーを見ている。 私「ど…
俺には、暗い過去がある。 学生やってたときに、ある奴をいじめていた。 俺と、もう1人。 親友のアキラと一緒に… ある日、そいつは自殺した。 酷い死に方だったそうだ。 崖から飛び降り、体が粉々になり身元の確認も困難だったらしい。 だが俺達は、そんなに…
私が中学生の頃、部活が長びいてもう6時をまわり7時くらいでした。 冬の事だったので、あたりはとても暗く光といえば月明かりと自動販売機くらいでした。 私とあとふたりの友達はいつも一緒にかえっていて仲良しといえば仲良しでしたがそのうちのひとりはい…
監禁**日目― 毎日パンを与えられている。 私はいつになったらここから出られるのだろうか‥? いや、もういっその事死にたい。 私の村では今古くから伝わる落ち武者の亡霊が現れ子供達を次々と殺害する事件が起こっていた― しかし、私は見てしまった。 亡霊…
休日、近くのデパートにやってきた。 今日は朝から腹の調子が悪いけどせっかくの記念日を台無しにしちゃいけない。 少し位は我慢した。 「どうしたの?顔色悪いよ?」 「ん?あぁ大丈夫。なんでもないよ」 何気ないふりをしながらショッピングを楽しむ。 し…
犬。 私はご主人様に遣える忠実な犬だ。 名前はカイ。 ご主人様が呼べば何処へでもいく。 遣えているのだから、当然のことだ。 たまに、褒めてくれればそれでいいんだ。 そばに居れるだけで、それだけでよかったんだ… 2日前 [カイー] ご主人様が私を呼んで…
俺は友人のYと一緒に、以前に発見した廃屋に、肝試しに行くことにした。 俺が山道を車で走っているときにたまたま発見した、人目につかないところにひっそり建ってる、『いかにも』な廃屋だ。 俺とYは、わざわざ深夜を選んで、その不気味な廃屋に踏み行った…
「ただいま入ってきたニュースです。〇〇寺の前で交通事故がありました。犯人は自首し事故の詳細を言いましたが遺体が見当たりません。……」 Aの奥さん「怖いわね」 A「世の中物騒だな」 Aの奥さん「今日ここの取材行くんでしょ?気をつけてね。はいこれ」 A…
俺は町中で変なリモコンみたいな物を拾った。 「使い方は簡単。こらしめたい人の名前とその人との関係とどうやってこらしめたいかマイクにいうだけ」 試しに使ってみよう。 「A君、中学の同級生、骨を折ってほしい」 次の日A君は骨折してた。 これは本物だ!…
僕と君は一緒に生まれて一緒に生きてきた。 お母さんに産んで貰った今でもその事に感謝してる。 君はどんどん成長して大きくなっていくのに僕はなかなか大きくなれなくてもどかしかった。 君は色々なことを外で覚えてくるのに僕はいつも家の中でじっとしてい…
私と友人のKはある休日を使い、山奥の廃墟に向かった。 と言うのも、この廃墟には不思議な鏡があるそうなのだが… 私は心霊現象等は特別興味があるほうではないので付き合いとして彼と行くことにしたのだった。 廃墟に到着した。 日中なのにもかかわらず木々…
私は今幼稚園バスを待っている。 今日は近隣の子供達との触れ合いということで、湖でワカサギ釣りをするイベントがある。 そのイベントを企画したのが私だった。 子供達が湖畔に到着した。 辺りは0度以下にもかかわらず、子供達は元気だ。 窓には、温度差で…
ある風の強い日、若い夫婦の乗った車がトンネルを出たところで横風を受けて横転するという事故が起きた。 車は横転したあと数十メートルも地面を滑ってから停止していた。 夫婦は意識を失っていたものの、幸いたいした怪我もなく一命をとりとめた。 その後、…
「許さない絶対に…絶対にお前を殺してやる!」 ドンッ! 俺は、友人の16歳の誕生日の日にその友人を崖から突き落とし殺した。 動機はその友人に利用されはじめたからだ。 最近は金を貸してくれとせがまれていた。 貸しても金は返ってこない。 だから殺した。…
僕は風邪を引いた。 僕はとりあえず寝ようと思った。 その前に朝いたはずの母がいないのでカレンダーを見た。 カレンダーには家族一人一人のその日の日程が書かれている。 家族といっても、僕は一人っ子の母子家庭だ。 家族という家族は母だけ。 貧相な生活…
A君には彼女がいる。 そんな彼女とある日2人で暮らしている、アパートの一室にいた。 A君「部屋の色を変えようと思うんだけど、何色がいい?」 彼女「んー。赤色がいい」 その後A君は、眠りについた… 次の日の朝。 部屋の色は真っ赤になっていた。 【解説】
僕の名前は、冴島零(サエジマゼロ)。 僕には彼女がいた。 明るくて優しい、イイ子だ。 そして僕の事を本当に好きだ(笑) 彼女は、僕の事をレイ君と呼ぶ。 彼女は僕の幼なじみでその時からレイ君と呼んでいた。 彼女は小学生の時に両親が離婚して、転校し…
ヴゥーヴゥー 携帯が鳴った。 今の時刻はちょうど0時を指している。 俺「こんな時間に誰だよ!」 知らない番号だった。 とりあえず眠りの邪魔をされた事に腹を立てたので電話にでた。 俺「誰だよ!迷惑なんだけど!」 何も返事がない…… 「メリークリスマース…
俺は工場でバイトしている大学生。 大学の学費を稼ぐためにラインの見張りをしている。 欠品を除ける仕事だ。 シフトは20時から1時。 この時間から、欠品用の箱が新しくなる。 0時をすぎた頃、変な欠品が流れてきた。 見た目等は全く変わりがない。 しかし、…
これは祖母に聞いた話です。 祖母の友達は、踏み切りの斜め前の一軒家に住んでいました。 その踏み切りは、事故や自殺が多々あったそうです。 これからお話するのは、祖母の友人(以後Aさんとします)の話です。 ある日Aさんが居間でテレビを見ていたら、突…
これは、自分の友達の友達のお父さん(菅原さん)の話です! 菅原さんは、マグロ拾い(電車に引かれた人の散らばった身体を集める仕事)の仕事をしていた。 ある日、電車に1人の少女が引かれた! 少女の身体はバラバラになりこの日も菅原さんは、現場に呼ば…