【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】火事

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未明の最近建てられた高級ホテル。

 

高気密高断熱だ。

 

俺が建築した。

 

火災らしい。

 

上も下も全て火の海だ。

 

ホテルの各フロアを3ブロックにわけ、
防火扉で区切っている。

 

と言っても、開閉は一応可能だ。

 


しかし、運が悪かった。

 

寝タバコによる火災が両端のブロックで発生…

 

一時間はたっただろうか?

 

非常階段は両端のブロックにしかない。

 

隣の部屋や向かいの部屋の客と共に逃げる。

 

「くそっ…」

(どっちも火の海だし…)

 

そんな中一人が言い出した。

 

「防火扉を開けて
火の中をさっさと突っ切れば大丈夫なんじゃないか?」

 

多数決の結果、突っ切ることになった。

 

いかにも屈強な男が言った。

 

「俺が合図をかけたら一気に走れよ」

 


男が扉を開ける…

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

密閉され、酸素が少なくなっているところに

一気に酸素が流れ込むと一気に酸素が流れ込んで爆発を引き起こしてしまう。

(バックドラフト)

 

つまり、この後この部屋は火の海に…。

 

 

でも、自分が実際にこの状況に陥ったらどうするだろうか?

 

じっとしていると、

ただ死を待つだけな気もしてくるだろうし、

少しでも生きる可能性があるものに賭けたいと考えそう。

 

…こんな状況にならないことを祈るのみである。