ある町で、男の刺殺体が二つ見つかった。
二つは顔貌からから死に方まで同じだった。
二つの死体のDNAは完全に一致し、
また凶器から死体以外の指紋は検出されなかった。
しかし、検案が終わり解剖へ回されようとした死体の一つが忽然と消えてしまった。
男の素性は全く分からず、解剖を終えた死体は単に自殺した無縁仏として処理された。
【解説】
ドッペルゲンガーに会ってお互いに死んでしまった?
忽然と消えたのもきっとドッペルゲンガー側が
消えてしまったのだろう。
しかし、
『刺殺体』
というのが気になるところ。
ドッペルゲンガーに会うと死ぬと言われているのは、
どちらかというと『ショック死』なイメージだった。
しかも、刺すということは、
凶器を持ち歩いていたか、家の中ということ。
家の中に普通に来られてはたまったものではない…。
それにしても、今回の『ドッペルゲンガー』で気になるのは、
ドッペツゲンガーも普通に生活していたりするのだろうか?
やはり突然現れるだけ?
とか考えると結構頭がこんがらがってくるので、
この話は置いておくことにします。