「…ん…んん…ここは…」
俺は真っ暗な空間にいた。
「ここはどこだ!?」
すると奥の空間から何やらカサカサいっている…
「カサカサカサカサカサカサカサカサ……」
それは目を赤く光らせたゴキブリの大群だった。
「う、うわぁぁ!!!!」
ゴキブリが俺の周りを囲む。
俺は我を失い、
手当たり次第にゴキブリを足や手で潰しまくった…
「ああぁ…!!!」
「ブチっ!!!」
「グチャ!!!」
何匹潰しただろうか…
「はっ!!……ゆ、夢か……」
それはあまりにもリアルな夢だった。
母「○○ー!!!早くしないと遅刻するわよー」
俺「は、はーい」
遅刻寸前だった。
俺は急いで階段を降りていった。
「スルッ…ズドン!!!…」
俺「痛ってー…」
母「あんたバカね、何もないところで転ぶなんてw」
俺「う、うるさいわw」
だが確かに何もない所で転んだのが少し不思議だった。
俺「行ってきまーす!!!」
母「いってらっしゃーい」
はやく学校に行かなきゃ…
なんだか今日は靴の履き心地が良くないなぁ…
そして学校についた。
【解説】
名前も出したくないGが…
もう読んでいるだけでゾワゾワする。
恐ろしい…
そして、語り手の足の裏にはGが…
…想像してしまってゾワゾワする…