【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】海みたいな存在

スポンサーリンク

私は愛する洋介と別れてしまった。

 

私にとって洋介は海みたいな存在だった。

 

私を好きさせては遠ざけた。

 

まるで波と一緒…

 


…私は洋介に捨てられたの。

 

私は気づいたら洋介に溺れてたみたい。

 

私重たいよ、もうダメみたい(泣)

 

…この時の洋介はすごく冷たかった。

 

はじめて洋介が怖いと感じた。

 

でも最後は優しく洋介に包まれた気がする………

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『私にとって洋介は海みたいな存在だった』

とのことなので、後半の『洋介』の部分を

「海」に変換して読んでみる。

 

すると、

語り手は海に投げ捨てられた結果、溺れてしまい、

海の冷たさを感じながら、海に恐怖を感じた。

 

でも、死ぬときに、

海に優しく包まれた気がした、

ということに。

 

 

このまま読むのと

海に変換して読むのとでは、

意味合いが全く異なるのが面白い。

 

また、どちらも違った恐ろしさがある。