この、人里離れた山奥の小屋に暮らし始めて
もう半年になるか。
今日は革製のソファを作ってみた。
うん、なかなかの出来だ。
ここで暮らしているのは俺一人だが、
常に誰かと一緒にいるような、
そんな温かみがある。
材料はほとんど自分で狩ってきたものだから、
出費は無いに等しい。
それにしてもそろそろ寒くなる時季だな。
今度は革ジャンでも作ってみるか。
また材料を狩りに、街に行くとするか。
【解説】
常に誰かと一緒にいるような温かみ
=人の皮で作ったソファ
人の皮でソファを作り、
残りの人の肉はそのまま食べているのだろうか?
こういう人が実際にいると恐ろしいが、
世の中にはいろんな人がいるので
こういう人もいてもおかしくないと思ってしまう。