写真を拾った
そこには2人の人物が写っている
その写真についてAさんに聞いてみた
「これは私の子供と孫です。もちろん実の子供と実の孫です」
Bさんにも聞いてみた
「これは私の子供と孫です。もちろん実の子供と実の孫です」
BさんはAさんとまったく同じことを言った
Cさんにも聞いてみた
「これは私の子供と孫です。もちろん実の子供と実の孫です」
Cさんもまたまったく同じことを言った
私はそんなことはありえないと思ったが
それはすべて本当だった
嫌なことを聞いてしまったものだ
【解説】
Aさんと奥さん(旦那さん?)との間にBさん(またはCさん)が生まれ
BさんとCさんとの間にBC子が生まれた。
そしてAさんはAさんかすると孫に当たるBC子と子供を作り、
BC子とAさんの子供が生まれた。
A『これは私の子供と孫です。もちろん実の子供と実の孫です」』
子供:Bさん(またはCさん)、BC子との間に生まれた子
孫:BC子
B『これは私の子供と孫です。もちろん実の子供と実の孫です」』
子供:BC子
孫:AさんとBC子の間に生まれた子
C『これは私の子供と孫です。もちろん実の子供と実の孫です」』
子供:BC子
孫:AさんとBC子の間に生まれた子
つまり、2人の写真の人物とは、
BC子とAさんとBC子の間に生まれた子と言えるだろう。
A―妻 (夫)
│
B―C
│
BC子―A
│
BC子とAの子
孫との間に子供を作るのは、
今のご時世だと考えられないが、
昔はあったのだろうか…?
これは孫との間に子供を作ったことがピックアップされているが、
三人とも当たり前のように語っている。
BさんとCさんがどちらかは確実にAさんの子であるが、
もしかしたらどちらもAさんの子かもしれない。
そして、Bさん、Cさんを生んだAさんとの相手も
もしかしたら血の繋がった人であり、
家族で子供を増やしていく家庭だったのかもしれない。