【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】人魚

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昔一人の少女が傷ついた人魚を磯で見つけた。

 

どうやって助けて良いのか困っていると

 

「海に戻してくれるだけで良いんです」

 

と人魚が言ったのでそのとおりにすると

 

人魚は元気を取り戻しお礼に真珠をくれた。

 

それを影から見ていた陣根という男が

 

少女がいなくなった後何と人魚を殺して

 

肉をとり自分と娘の万理と食べてしまった。

 

人魚は不老不死の効力があるといわれ、

 

陣根はそれを狙ったのだ、

 

しかも娘の万理は結核だった。

 

七十年後、あの少女は真珠を元手に

 

裕福な暮らしを孫たちにも与えてやれるほど幸福になったが、

 

陣根と万理は一生苦しむことになった。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

人魚の肉を食べると不老不死になるが、

現在の病気が治るわけではない。

 

そのため、万理は結核を患ったまま一生を苦しむことになった。

 

陣根が苦しんでいるのはそんな娘を見ているのが辛いから…か?

 

もしくは、一生生きる続けるために働き続けなければいけない、

ということもあるのかもしれない。