【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】奇病

スポンサーリンク

ある年、奇病が発生した。

 

進行していくとすごい速度で体が小さくなり、
一年後には死んでしまう。

 

そんな恐ろしい病気だが
感染力は極めて低く、
一年以上経てば完治する。

 

空気中にもウイルスは存在するが、
血液感染以外はしない。

 

この病気により、人類の一割が死滅した。

 

対策は無いものかと、科学者が研究を続けた。

 

努力の甲斐もあり、遂に特効薬が完成した。

 

生存した全人類にその特効薬を打ち込むと、
数ヶ月で元の姿に戻った。

 

しかしまだ完治したかどうかは不明なため、
一ヶ月に一度はその薬を打った。

 


数年後、人類は絶滅した。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特効薬は「老化促進の薬」だった。

 

小さくなって死んだ

=若返って最終的には胎児になってしまい死亡。

 

それなら、老化する薬を作ればいい、ということで、

「老化促進の薬」を作った。

 

それを、病気が治ったにも関わらず打ち続けたため、

老衰で全人類が死んでしまった。