【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】白

スポンサーリンク

いきなりの雨にうたれながら
僕は雨宿りできそうな所を探してた…

 

すると、目の前の白い家のドアが開いた。

 

優しい人が開けてくれたのかな?

 

そんな事を考えながら中へ入る。

 

中には何もない真っ白なへや…

 

唯一中央に立札。

 

そして、目の前の壁にドアが3つ
右と左にはそれぞれ1つずつドアがある。

 

立札を読むと

 

“この部屋のドアの一ヶ所だけがアタリです。
間違うとあなたは死んでしまいます。
あなたならどれを選びますか?”

 

読んで絶句した、これは酷いな。

 

冗談にしてはひどく不愉快だ…

 

「こんなの俺は、どれも選ばねぇよ」

 


「バカだなぁ」

 

という声と共に全てのドアが消えた。

 

何がバカだ…

 

こんな家、雨宿りとはいえ、
もう居られねぇよ。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すべてのドアが消えた、

ということは出口がなくなってしまった。

 

つまり、語り手はもう出ることはできないだろう。

 

 

間違ってしまうと死んでしまうみたいだが、

どれが当たりなのだろうか?

 

入ってきたドアが当たり?

 

しかし、それはすぐに思いつくことだから、

それを見越した上で変えられているかもしれない。

 

なんて考えると、

どのドアも怖くて選べなくなってしまう。

 

でも、賭けるとしたら

入ってきたドアにするかなぁ…

 

もしくは真ん中のドア。

 

もう直感に頼るしかない。

 

 

それにしても、一番怖いのは

家のドアが開いたからといって入ってくる

語り手だと思うのだが…