トイレットペーパーがないことに気付いた俺は、
さっきトイレットペーパーを買いに行った。
これでゆっくりトイレができる。
そんなことを考えつつ、
さっそくトイレへ向かった。
全て出し終えて、
トイレットペーパーをひっぱる俺。
俺「あれっ!?」
トイレットペーパーを切ろうとしてもなかなか切れない。
それどころか、
トイレットペーパーはどんどん長くなっていく。
俺「あれっ!?あれーーー!?」
俺「あっ…」
俺はようやく、
自分のしたミスに気付いた。
【解説】
オカルトとかではなく、
ただ単純にトイレットペーパーを入れる向きが逆だった。
トイレットペーパーを逆向きに入れたことで、
トイレットペーパーが勢いを止めたり、
簡単に切るといった役割を持つ
トイレットペーパーホルダーのフタの恩恵を受けられず。
そのため、
トイレットペーパーを切ることなく、
どんどん長くなっていってしまった。
トイレットペーパーを使うのは
当たり前になっているはずだから、
ほとんど意識せずに行っているはず。
そのため、
いつもと違う出来事が起こると
頭がついていかず、
語り手はミスに気づくのが遅れてしまったのだろう。
自分も同じ状況になったら、
語り手と同じように?マークを浮かべながら
トイレットペーパーを長く引っ張っているかもしれない。