105歳と102歳の老夫婦が会話をしている。
「晴子や、晩ご飯はまだかいのぉ?」
「あれまぁ、あんた忘れたんかいな?さっき食べたじゃろうに」
「お前さんこそ何言うとるんじゃ、今日の晩飯はまだじゃろうが?」
「なんでぇ、焼き魚に煮魚に、ひつまぶし食べたじゃろ?」
「晴子や、それは昨日の晩ご飯じゃで、ペケポン見ながら食べたじゃろ?」
「だから、ペケポンがあるのは今晩じゃありませんか」
二人が言い争っていると、娘がやってきた。
「おぉ、小春か。いい所に来た。母さんに晩ご飯はまだじゃと言うたっとくれ。」
「じゃから、晩ご飯はもう食べましたって!」
「あの…お二人は、どちら様ですか?」
【解説】
老夫婦のどちらがボケているのかわからないけれど、
娘もすでにボケているため
奇妙な会話になっている。
全員ボケていたりするのだろうか…?
それにしても、
100歳越えてもここまで元気なのは
素晴らしいことだと思う。