ある日私は猫を拾った。
私は猫をミルクと名付けた。
ミルクは私にすぐになつき
よく手を舐めるようになった。
ある日の夜、
私は疲れていて
電気を消してすぐに布団に入り寝た。
真夜中に右手を舐められているのに気づき目が覚めた。
(またミルクが手を舐めているのか)
と思い直ぐに寝た。
朝起きると
いつも私の布団の中で寝ているミルクがいないので探していると
ヌルッとする何かを踏んだのに気づき
下を見るとバラバラにされたミルクの死体が置いてあった。
私は驚き悲しみ恐怖しながら電話で警察を呼んだ。
数分後インターホンがなり
「警察です開けて下さい」
という声が聞こえて安心した私は玄関に行きました…
その瞬間に私は絶叫しました。
玄関のドアに血で
『手を舐めるのは猫だけじゃないんだよ』
と書かれていた。
【解説】
知らない間に猫のミルクはバラバラにされ、
犯人がミルクの代わりに手を舐めていた。
想像するだけでゾッとする話である…。