「さぁて、ちびも寝たし意味怖でも見よー」
ちびはいつも私の右側に寝ている。
寝相が悪いから起きたら左側にいたりして、
どうやって反対側に行ったんだ!
?って驚かされることも少なくない。
一時間程、
意味怖を楽しんで眠くなってきた。
隣で寝ているちびを見ると案の定、
布団から出ていた。
全く、、タオルケットだけかけ直して寝よー。
私はいつものように
トリプルの布団(ダブルとシングルをくっつけてる)の真ん中で
寝る体制になった。
そしてまたいつものようにちびの手をとり
手を繋ぎながら眠りに入った。
【解説】
ちびは布団から出ていて、
そこにタオルをかけたのだから、
当然布団の外にいる。
でも、語り手はちびと手を繋ぎながら
眠りに入ったと行っている。
語り手は一体何と手を繋いでいたのだろうか?
…知らぬが仏。