【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】夢

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今日は自分の彼女を含め
友達10人で川へ行こうと山道を走っていた。

 

行きはワイワイと男女混合で車2台にわかれて
現地で充分楽しんだ後
帰りは男女わかれて2台で帰った。

 

帰りの山道の車の中で疲れていたのか
僕はあろうことか助手席なのに寝てしまった。

 

僕は嫌な夢で起きてしまった。

 

夢では
橋を渡る目の前に走る車が見えて
その後、急に視界がぐるぐるとまわり
無惨な姿になる友達が写ったのだ。

 

目を覚ました僕は
何となく彼女に電話した。

 

しかし出たのは向こうの車の友達で、
彼女は助手席で寝ていたらしい。

 

電話を切った後
僕は目の前の光景に冷や汗をかく。

 

夢で見たあの橋だ。

 

それはあくまでも夢だと信じた。

 

橋を渡りきり
あの夢は僕のじゃなかった。

 

安心した。

 

しかし、気付いてしまった。

 

それはあくまでも夢だと信じたかった。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢で見た光景は語り手の光景ではなく、

彼女から見た光景を予知した夢だった。

 

語り手は橋を渡りきったものの

後ろを走る、友達と彼女の乗った車が事故に遭い、

転倒している光景を見てしまった。

 

そんな光景を見てしまったから、

現実ではなく、夢だと信じたかった。

 

 

事故に遭った理由は

語り手が彼女に電話をかけ、

それを運転手である友達がとったからではないだろうか?

 

そう考えると、

語り手は自分自身の行いを

一生悔やみそうである…。