【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】13段目

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タッ…タッ…タッ

 

今はシュウと俺は学校の屋上へでる階段に向かってる

 

シュウが

『あの13段目を見てこようぜ~』

の一言が発端だ

 

どこでもある怪談話で

『夜の12時、学校の屋上へ向かう階段で13段目と遭遇したら戻れなくなる』

って内容だ…

 

正直俺は行きたくなかった…けどシュウが

『何だよ、オメェービビってるのかよ~』

の言葉に不覚にも反応してしまった

 

『よっしゃ~着いたぜ、この階段がホントに13段あるかどうか…』

 

『おい、シュウ…やっぱやめねぇか?』

 

『何だよまだ言ってるのかよ~ただの噂じゃん、
どうせ数え間違えたバカが流したホラ話だよ』

 

『…』

 

『ほら、12時になるぜ』

 

シュウはああ言ってるが僕はヤナ予感タップリだ

 

『よし、なった行くぞ』

 

『1…2…3…』

 

階段登りながら僕は寒気がしてきた

 

『4…5…6…7…』

 

『8…9…10』

 

『11…12…』

 

『じゅ、13…』

 

『うっ……うぁーー!!』

 

僕らは驚きと恐怖のあまり二個下の階まで転げ落ちるかの様に逃げた

 

『ハァーハァー…
全くお前の叫び声のせいでビックリしたじゃねぇか!!』

 

『シュウだって叫んでたろ!?』

 

『バカちげぇよ、オメェーのせいで驚いたんだよ、
じゃあもう一回確かめに行くか?』

 

『…もういいよ、ささっと帰ろうぜ…明日も学校あるし…』

 

内心シュウだって行きたくないんだろう?って言いたかったが
面倒が起きそうなので帰ることにした。

 

『まあオメェーそこまで言うなら帰ってやるよ』

 

と、シュウが言ったあと足早に階段を下っていき、
僕もシュウの後ろから階段を下っていった。

 


タッ…タッ…タッ…

 

タッ…タッ…タッ…

 

『なあ』

 

『おい、シュウ?』

 

『な、なんだよ…』

 

『……ここは一体何階だ……?』

 

『…わ、わかんねぇよ…』

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『夜の12時、学校の屋上へ向かう階段で13段目と遭遇したら戻れなくなる』

という怪談話のように、

階段の無限ループが続き、

戻れなくなってしまった。

 

 

この二人は一体いつまで降り続けるのだろうか?

 

最終的に窓から逃げようとして飛び降り、

死んでしまうパターン?