放課後、数人の女子が教室で怪談話をしていた。
その中の1人の女の子が話した怪談話は
「この話を聞いたら、
夜、寝る前に枕元に食べ物を供えて置かないと、
寝ている時に幽霊がやって来て殺されてしまう」
という類の話だった…
その子が話し終えると同時に、
校内の見回りをしていた担任のA先生が教室の扉を開けて入ってきたので
女の子達は驚いて悲鳴をあげてしまった…
A先生に早く帰るよう促され、
女の子達は家に帰った…
その夜、女の子達は
枕元にお供え物をして眠りについた…
その日以来、
女の子達はA先生の授業を受ける事はなかった…
【解説】
A先生は偶然話を聞いてしまったものの、
お供え物をしなかったため
幽霊に殺されてしまった。
そのため、女の子たちはA先生の授業を受けることはなかった。
話し終えると同時に先生が入ってきたということは、
本来であれば先生は話を聞けていないはず…
ということは、話を廊下で聞いていたのだろうか…?
それはそれで恐ろしいのだが…。