【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】部屋を横切る幽霊

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僕がこのマンションに引っ越してきたのは最近の事だ。

 

荷仕度をすませ
新居での初めての夜が来た。

 

僕は一人暮らしをするために
マンションを探していた

 

当時はお金もなかったため
格安な物件を探していたときに
この部屋を見つけた。

 

ふと窓の外を眺めてみた

 

わりと良い景色じゃないか。

 

しかし風が強い。

 

窓は閉めておこう

 

そう思いながら布団に入った。

 

しばらくすると、不意に目が覚めた

 

暑い。汗だくだ。

 

だがカーテンが揺れていた

 

閉めたはずの窓が開いていたのだ。

 

こんな感じで
毎晩妙な事が起きる。

 

不気味に思い
身近な人に相談したところ
ひとりの占い師を紹介された

 

その占い師が言うには
そのマンションでは
飛びおり自殺があって
その霊が成仏できないで
彷徨ってるらしい

 

僕は不動産に問合せた

 

事実だった。

 

でも、お金に困ってた僕は
占い師にどうにかならないか相談した

 

占い師は言った

 

近々、霊があなたの部屋を横切る

 

その時にあなたが目を合わす事なく無事に霊が出て行けば、
二度とあなたの前には現れないだろう。

 

そして、注意しなければならないのは
気配を感じたらなるべく高いところに隠れて、
じっとして居なさい。

 

決して目を合わせない。

 

この事に注意すれば問題ないだろう。

 

その言葉をきいた数日後
その日が来た。

 

気配を感じたぼくは
出来るだけ高い所に隠れようとした

 

いや、待てよ

 

目を合わしてはいけないのに
なぜ高い所に隠れるんだ?

 

そう思った僕は
占い師の言葉は間違いだと思い
目を合わすことのないだろう
ベットの下に潜り込んだ。

 

しばらくすると
なにかが近付いて来る

 

ぺたぺた

 

と妙な足音だ。

 

その足音がベットの前で止まった。

 

僕は怖い物見たさでつい目を開けてしまった。

 

目が合ってしまった。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

幽霊は飛び降りた際に頭から落ちたため、
その時の状況で歩いていた。

 

つまり、『妙な足音』というのは、

逆立ちした状態で歩いていたから。

 

そのため、顔が下にあり、
ベッドの下にいた語り手は目が合ってしまった。