【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】自動販売機

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冬の寒い朝

 

気温は珍しく0度を下回っていた

 

俺は始発で出勤するために朝早くに家を出た

 

「さみぃ」

 

熱い飲み物が欲しくなって、
自動販売機でホットコーヒーを買うことにした

 

お金を入れ、ボタンを押す

 

ガコン

 

取り出し口には一本のコーヒーが

 

手にとると、
熱いというよりはぬるかった

 

「ああ…最悪…補充したばっかかよ、
しかも俺が押したのと、違う銘柄だし…間違えやがったな!」

 

腹がたった俺はもう一本買うことにした

 

ガコン

 

取り出し口には一本もコーヒーがない

 

「くそが!始発まで時間がねえのに!」

 

もうどうでもよくなった俺は、
とりあえず駅へ向かうことにした

 

駅へ着き、
落ち着くためにさっき買ったコーヒーを口にした

 

そして俺は始発に乗ることができなくなってしまった

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取り出し口にあったコーヒーは

元々誰かが毒を入れて取り出し口に置いてあったもの。

 

お金を入れて買ったコーヒーは2本とも

中で使って出てこなかった。

 

『ガコン』という音はしているので、

板などを貼り付けて

出てこないようにされていた。

 

『そして俺は始発に乗ることができなくなってしまった』

元々置いてあった毒入りのコーヒーを飲んでしまったため、

語り手は始発に乗るどころの話ではなくなってしまった…

 

 

過去に似たような事件があったから恐ろしい…