俺はごくごく普通のサラリーマン。
今年の夏に結婚を誓った彼女がいる、楽しみだ♪
ある日、仕事が遅くまであった。
かなり疲れていたこともあったせいか
家に帰ると酒を飲みすぐに寝てしまった。
目を覚ますと周りが真っ暗だ!!
俺「まだ寝ぼけてるのかな?」
目をこすってみた。
手に水のようなものがついた気がしたが
状況は変わらない。
さすがに焦りだす。
立ち上がってフラフラ歩いてみる。
すると、ドン!!
何かにつまずいた。
つまずいた所ら辺を手で探ってみた。
生暖かい何かがそこにあった。
嫌な予感がした。
しばらく座りこんでいると、
右のほうの目がぼんやり見えるようになってきた。
そして俺は絶望した。
【解説】
13歳の子どもには
8年間『毒を盛って殺された男の霊』が憑いていた。
『あ゛~!!変なもん飲まされた~!!』
というのは、
取り憑かれたときに
毒を飲まされたような苦痛を
霊によって感じさせられたのだろう。
その感覚を想像すると
ゾッとしてしまう…