一人暮らしの友達の話。
朝起きて、アパートから駅まで誰にも会わず、
だだ大量のカラスが、飛んでいたらしい。
怖くなり、家に帰ってみて見ると、
トントンとドアを叩く奴がいて、
見てみると、救急隊員が、
「お亡くなりの方はいらっしゃいますか?」
と聞いてきたらしい。
無論友人は、
居ない!!とドアを閉めたらしいが、
外にまだ、いることにきづき、
ドアを足で蹴飛ばしたそうです。
今も平然とそこに住んでいる。
【解説】
友人の家にやってきた救急隊員は
『お亡くなりの方はいらっしゃいますか?』
と言っているが、
普通であればすぐに本題には入らないだろう。
「○○さんのオタクですか?こちらのお部屋に対して通報があったのですが…」
などといったように一度確認をとるように思う。
さらに、
『お亡くなりの方はいらしゃいますか?』
とは聞かないだろう。
普通は
「急病人がいると聞いてやってきたのですが」
などと言うのではないだろうか。
そもそも死亡しているという通報があったのであれば、
警察も一緒に来ているはずである。
なので、この救急隊員は偽物であろうが、
では、この救急隊員は何者なのだろうか?
大量のカラスが飛んでいたようなので、
カラスを連れた死神のようなものか?
もしかしたら、
この友達は死ぬ予定だったのかもしれないが、
大量のカラスを目撃したことで引き返したために助かった?
…でも、大量のカラスを目撃したために
本来死ぬ予定であった友達が死ななかったのだとしたら…
死神が大量にカラスを連れてきていたのだとしたら、
それが原因で友達が死ななかったわけだし、
死神も帰ったら上司とかに怒られるんだろうなぁ、
なんて思ってしまった。
まぁ、本当に死神かどうか、
カラスを連れてきたのかどうかもわからないが…