飲み会後、今タクシーで帰宅
運転手が変なことを言っていた
今さっき俺を乗せたと言う
詳しく聞くと、駅で俺を乗せ、俺の家まで走った
服装も北関東訛りも一緒だと
そして駅に戻り、客を乗せたらまた俺だった
どう見ても同一人物だし、
行き先がまったく一緒だったので、
気味が悪くなり訊ねたとのこと
その一個前の俺は、仕事の愚痴を語ったという
確かに俺と同じ職業
俺の家は畑の中の一軒家
回りに間違いそうな家はない
何?誰?何で?
【解説】
ドッペルゲンガー?
しかし、ドッペルゲンガーは基本話さないと言われている。
この話では
完全に語り手と一致している。
そもそも家まで一緒のようだ。
ドッペルゲンガーではないとなると、
タクシーの運転手が予知夢を見たか、
(タクシー内で寝落ち)
もしくは語り手の家の中に語り手と同一人物(クローン?)が
実際に家の中にいるため、これから鉢合わせするかもしれない。
自分と全く同じ人と鉢合わせするのは
正直勘弁してもらいたいものである…。