うちのペットショップで最近猫が頻繁に売られていく。
商売繁盛はいいのだが、金持ちなのに飼っていく猫は
「雑種でも何でもいい」との事。
「店長?あのおばあさん猫好きでしたっけ?」
「前は異常なほどの猫嫌いだったな」
それにしては猫が異常に売れていく・・・。
しばらくしておばあさんが亡くなった、犯人は「妹」
食器に毒を塗った毒殺だった。
ああ、猫はそのために・・・。無駄だったけどね。
【解説】
「妹」に財産がらみで殺されてしまうと思った金持ちのおばあさんは、
猫を使って「毒見」をさせ、安全なものだけを食べていた。
しかし、最終的には食べ物ではなく、食器に毒を塗られたため、
毒見が無駄となってしまった。
いくら猫嫌いだからって、猫に毒見をさせなくても…
持って帰るまでは少なくとも猫と一緒なのに、
それは大丈夫だったのだろうか?
一体何が嫌いだったのだろう。
異常に売れるというほど購入していたということは、
毒で死んでしまった猫たちも多数いたはずである。
そこまで毒を盛られていたのであれば、
「妹」の料理に手を出さなければいいだけなのでは…?
お金持ちはお金持ちなりのルールみたいなものがあるんですかね。