この真っ白なシボレーは手に入れるのに苦労した!
しかし今日は好きなあの娘とデートのため張り切って服も洒落た物を着て
二人で人気のレストランで食事。考えただけでも最高だね。
ただあの娘の家に行くまでに通らなければ行けない場所がある・・。
別名:幽霊トンネル・・・何が起こるかわからないらしい。
とりあえず車ではここを通らないと家にいけないのでトンネルを通る・・・。
何事も起こらない。噂か・・・。
僕「遅くなってごめんね、さぁ行こうか!」
彼女「ええ、でも素敵ねこの赤い車どこで手に入れたの?」
【解説】
真っ白なシボレーのはずなのに、
赤い車に変わっていた。
幽霊トンネルで血が滴っていたのだろうか?
そうするとフロントガラスにかかるため、
運転している語り手は必ず気付くはずである。
語り手は車から降りたのか、降りていないのか?
幽霊トンネルを通った後に車の色を確認しているのだろうか?
もしかしたら、この彼女にだけ赤く見えたのかもしれない。
『この赤い車どこで手に入れたの?』
と、興味があることから、
もしかしたらこの車と何かあったのかもしれない。
それとも…
『別名:幽霊トンネル・・・何が起こるかわからないらしい。』
何が起こるかわからない、とのことなので、
幽霊トンネルが、
「今回は好きなあの娘と上手くいってもらうために赤い車に変えてあげるよ!!」
なんて理由で赤い車に変えたのだとしたら…
なんか可愛いと感じてしまってほっこり。
まぁ、語り手としては
『真っ白なシボレー』
が欲しかったんだろうから、
赤い車に変わっていたら愕然としてしまうだろうが…