不幸の手紙というものがあるのはご存じだろうか?
「不幸になりたくなければ同じ文章を~」
というものだ。
1987年5月3日に自殺した少年にもその手紙がきていた。
日記には不幸の手紙の謎を解こうとしていた事が書かれていた。
日記の最後のページには「〒」とだけ書かれていた。
少年は本当に自殺だったのだろうか?
【解説】
1987年当時は特にメールも普及していない。
そのため、『不幸の手紙』という名の通り、
手紙でやり取りされていたことになる。
手紙がたくさん送られることで売上が上がるところは…?
『〒』が指し示すものは…?
つまり、郵便局が売上を伸ばすために行っていたことを
知ってしまったためにこの少年は殺されてしまった、
というお話だろう。
実際のところ『不幸の手紙』とはどういうものだったんでしょうね?
愉快犯なのか何なのか…。
今回の話だと郵便局が売上を上げるため…ということで締めたが、
実際はこの不幸の手紙で混乱を招くハメになったのが、
郵便局だと思う。
海外では一日に10万通もの『不幸の手紙』が届いて、
臨時バイト職員を100人雇わなければいけない状況に
なったりもしたみたいですね。
そういう意味では、
『不幸の手紙』は郵便局を混乱させたかったもの、
と思っても良いのかもしれない。