【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】快適な夏

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ある夏の日に僕は
暑さからくるいらだちをまぎらわすために蟻を殺した。

 

すると暑さは吹っ切れたように感じた。

 


次の年のある夏の日、
僕は暑さからくるいらだちをまぎらわすために
また蟻を殺した。

 

…まだイライラする。

 

そして僕はカブトムシを殺した。

 

…ふぅ楽になったぞ。

 


そして去年、僕は結婚した。

 

その年の夏は猿を殺した。

 


今年の秋は妻がいない。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の夏に妻を殺したから

今年の秋は妻がいない。

 

でも、もしかしたら、

妻に猿を殺したのがバレたり、

夏のひどいイライラがバレたりして

愛想を尽かされ離婚したのかもしれない…

 

ただそうなると、

年々殺すものが大きくなってきているのに

今年は何を殺したのか?となるから、

やはり妻を殺してしまったのだろう。

 

イライラという感情任せに妻を殺したのだろうが、

その後の感情が気になってしまう。