【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】足

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私は交通事故でしんだ。

 

横断歩道を渡る時、
右側から信号無視をしたトラックと激突。

 

その日は陸上競技大会の日。

 

スパイクを取ろうと頑張った。

 

お母さんに買ってもらった大切なスパイク。

 

けれど手は届かなかった。

 

皆の悲鳴、クラクションの音、救急車のサイレン、
携帯のシャッターの音。

 

意識はそこで途切れた。


私は足を切断した。

 

そうせざるを得ない怪我だった。

 

そんな生活にうんざりした私は、
屋上から飛び降りた。

 

もがいた、もがいてもがいて
手だけで柵を乗り越えた。

 

落ちながら思った。

 

足が欲しい。

 

次に意識が戻ったのは空に浮いているとき。

 

皆が私の写真を見ながら泣いている。

 

「あっ!!足を探そう」

 

それから私は手だけで歩いて足を探した。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下半身が欠損した亡霊「テケテケ」の話。

 

 

テケテケは踏切で列車に轢かれ

上半身と下半身が真っ二つになったものの、

冬の寒さで血管が凍って止血され、

なかなか死ねずに、助けを求めても助けてもらえず、

その恨みで亡霊化した。

 

そんな話。

 

なので、この話は

てけてけ本来の話ではないと思うけれど、

別バージョンもあったのだろうか?