【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】小型飛行機

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その小型飛行機には、
パイロットの他に男女のカップルと神父、
そして男の子の計5人が乗っていました。

 

突然、
飛行機が大きく揺れたかと思うと
左翼から煙をあげ始めました!

 

すると慌てたパイロットは、
真っ先にパラシュートの赤いバッグをしょって
飛行機から飛び降りました。

 

男女のカップルも急いでパラシュートを背負うと、
パイロットを追うように飛び降りて行きました。

 

神父は知っていました。

 

パラシュートは乗客の分の4つしか用意されていなかったことを。

 

心優しい神父は、
少年に残り一つのパラシュートのバッグを背負わせると、
安心しなさいと声を掛け、
少年が飛び降りるのを見送りました。

 

さて。。

 

神父はどうしたものかと辺りを見回しました。

 

するとそこには、
4つしかなかったはずのパラシュートが
まだ一つ残っていたのです!

 

あぁ、神様。。

 

神父は神に感謝し、
その黄色いパラシュートを背負うと、
飛行機から飛び降りました。

 

後日、
神父を含む4人が
奇跡の脱出をしたニュースが世間を賑わせました。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小型飛行機に乗っていたのは5人、

奇蹟の脱出をしたのは4人。

 

脱出できなかった一人は

真っ先に飛び降りたパイロット。

 

パイロットが手にとった赤いバッグは

実はパラシュートではなく、

少年のバッグだった。

 

そのため、

パイロットは助からなかったが、

他の4人は助かることができた。

 

 

パイロットは

みんながパラシュートを取り合わないように

真っ先に逃げたと思わせるための演技だった、

なんてことはないのだろうか?

 

ただ逃げただけであれば、

パラシュートではなかったと知ったときの絶望感は

ものすごいものだろうなぁ…。