俺は高校3年生、
どこにでもいる普通の高校生だ。
他の奴らと違うところと言えば両親がいない。
2年前に強盗に殺された。
犯人はまだ捕まってない。
自己紹介はこれくらいにして、
最近家に帰るたびに思う。
「何かがおかしい…」
荒らされたり何か盗られたりされてる訳ではない、
食料が減っているのだ。
俺の食べる量が増えたのかな?
まぁいいや。
屋根裏から缶詰め出しとかないと…
屋根裏への階段が降ろしてある。
「あれ!?なーんだそうゆうことか」
【解説】
両親を殺した犯人が
ずっと屋根裏に隠れていた。
その屋根裏の食料をすべて食べてしまったから、
家の中の食べ物を食べ始めた。
果たして、
語り手と犯人は
これからどういう行動に出るのだろうか?
ただ、語り手があまりに冷静なのが恐ろしいのだが…