「見ちゃだめだよ」
っておじいちゃんに僕は言われた。
でも、気になって仕方がない。
だから
おじいちゃんの目を盗んで
おじいちゃんの畑の遠く方で
ゆらめいてるのを望遠鏡で見てみた。
僕「…」
おじいちゃん「あれほどいったのに見てしまったか」
【解説】
語り手はゆらめいているのを見てから
言葉を発しなくなった。
語り手が見たのは怖い話で有名な「くねくね」だった。
そのため、語り手は精神がおかしくなってしまった。
それにしても、おじいちゃんが落ち着きすぎていて怖い…。
怖い話でありがちだけど、
してはいけない理由を言わないから、
逆にしてしまいたくなるわけで…。
言ってはいけないおぞましいものなのかもしれないが、
きちんと伝えてほしいものである。
とはいえ、きちんと伝えたら伝えたで、
「そんなのどうせないよ!」
なんて思われて行動に移されてしまうのかもしれないが…。
人の好奇心を抑えるのは難しいものである…。