あぁ…、頭痛ぇ…
どうやら二日酔いの様だ…
どうやら、昨日彼女にすすめられて呑みすぎた様だ。
「あ、起きたの?」
彼女に話しかけられる。
俺「あぁ、二日酔いみたいだ…お前は大丈夫か?俺と同じくらい呑んだけど…」
彼女「大丈夫!あたし結構お酒強いから」
俺「なら良いけど…うっ、吐きそう…トイレかしてくれ…」
彼女「いいよ。あっ、でもさっきトイレ用洗剤撒いたばっかだから臭いかも…」
俺「大丈夫。気にしないから…」
トイレこもって数分後
先程よりも頭痛が強まった。
ドアを開けようとするがカギが壊れたのか、開かない。
俺「カギが壊れたかも…」
彼女「あぁよくあるの。ちょっと待ってて~」
仕方がないので便器を抱える形で彼女の助けを待った。
【解説】
彼女は毒ガスをトイレの中に充満させ、
語り手をトイレの中に閉じ込めた。
毒ガスはトイレの洗剤と何かを混ぜたものか?
『昨日彼女にすすめられて呑みすぎた様だ』
とのことなので、
前々から計画していた犯行なのだろう。
計画的に殺そうと思われたのはなぜだったのだろうか…。
愛する人から殺されないように
日頃から誠意を持って接したいものである。
…愛する人から殺されるとか相当なことであるが…。