僕は事故に遭い脚に重傷を負い病院に入院した。
僕が事故に遭う前日。
子供が交通事故により、
怪我をして、同じ病院に運ばれた。
その子供は、
病院に運ばれたがあまりにも酷い怪我で亡くなった。
僕は霊感が強い。
そして、事故から約3ヶ月
もう脚はだいぶ良くなっている。
僕はリハビリもかねて、
少し病院の中を歩いていた。
窓からすぐ見える公園に子供が遊んでいた。
僕は『またあの子供だ』と言った
何日か前も同じような時間に同じ子供が遊んでいた。
すると、一人の看護師さんが、
『どうしました？』
と言ってきた。
なので僕は
『あの子こんな時間に危ないですよね』
と言った。
すると看護師さんが
『あなたにも見えますか？』
と言ってきた。
僕は、
『あの子はもしかして、霊ですかね？』
と言った。
看護師さんは
『前の事故で亡くなった子です』
と言う。
そんな話をして、夜が明けた
僕は退院の日がきた。
『あっ、あの看護師さんと仲良くなったしお礼でも言おう』
僕はそう思い、受付の方に
『あの看護師さんは居ますか？』
と訪ねた。
すると、受付の方が
『そんな看護師さんこの病院に居たかな』
と言う
じゃあ、僕が話をした看護師さんは誰だったんだろう…。
【解説】
子供だけでなく、
看護師さんも幽霊だった。
生きている人と幽霊の見分けがつかないのって
なんだか怖いものである。
傷だらけの幽霊がリアルに見えたとしたら
恐怖しかない。
