【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】足が痛い

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『ナースさんよぉ、
隣の奴どうにかしてくれねーか?
足が痛い足が痛いって、
昨日の夜からずっとだぜ。
おかげで全然眠れやしねぇ』

 

私『分かりました。
ちょっと待ってて下さいね』

 

私は隣のベッドのカーテンを開けた。

 

私『どうかしましたかぁ?』

 

『足が痛いんです。
でも、首が固定されていて
足の具合が分からないんです。
自分の足、そんなに酷いケガなんでしょうか?』

 

私はその患者さんの足元に目をやり、
足をさすってあげるフリをしてあげた。

 

『ああ、大分楽になった気がします。
ありがとう』

 

たまにいるのよね、
こんな患者さん。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『足をさすってあげるフリをしてあげた』

患者の足はすでに切断されており、

さする部分がなかったので『フリ』をした。

 

しかし、患者は足が見えないため、

足が切断されているとは思っておらず、

足をさすってもらった『フリ』をしてもらっただけで落ち着いた。

 

患者は実際は存在しないはずの足が

そこに存在するかのように感じており、

そのことについてナースは

『たまにいるのよね、
こんな患者さん』

と言っている。