今俺は吹雪の中急いで家へと帰っている。
視界はほぼ無い状態。
前の車のテールランプも見えない状態だ。
一層強まる雪。
それなりに交通量もある細い道。
その時見えた無数の赤い光…
…もしもし、しばらく帰れないや…
【解説】
『視界はほぼ無い状態』
『前の車のテールランプも見えない状態』
にも関わらず見えた
『無数の赤い光』
『それなりに交通量もある細い道』
とのことなので、
前の車が玉突き事故を起こして
複数の車が炎上していたために、
『無数の赤い光』
が見えた。
視界が悪いため、
これが見えるということは
語り手も相当接近しなければいけないはず…
つまり、語り手も
この玉突き事故の中におり、
『…もしもし、しばらく帰れないや…』
と電話をかけている。