とあるレストランにやってきた。
なんでも、
1日限定、数杯のワインがあると噂なのだ。
仕入れによって
どのくらい飲めるかは
毎日違うそうだが。
因みに飲みやすいように
少し加工してあるそうだ。
限定とあっては、
行かないわけにはいかない!
俺は早速開店3時間前に並んだ。
3時間前とあって誰もいなかった(笑)
***
...2時間後
やっと、他のお客さんが来た。
流石に3時間前は早かったな(笑)
***
...3時間後~open~
「いらっしゃいませ。
大変お待たせ致しました。
御案内致します。」
案内人に席に通され
メニューを見る。
・・・折角来たんだ。
料理の方も頂こう。
「すみません。
オススメのコースと
噂のワインお願いします。」
「かしこまりました。」
***
料理を頂きながら、
噂のワインを頂いた。
ほう、赤ワインか。
香りは・・・悪くない。
それでは頂きます。
コクっ
ん?ちょっと鉄っぽい?
まぁ、不味くは・・ないな。
***
うん。美味しかった!
食後のデザートも頂き
お腹いっぱいだ(笑)
また、来よう!
しかし、
赤ワインはもういいかな(‥;)
そうそう、言い忘れていたが、
ここのレストランの従業員は
休むことが多いため、
通常より多く雇っているそうだ。
休みが多いとか大変そうだな。
【解説】
「ワインの鉄の味」
→血のヘモグロビンに含まれる鉄分の味
「仕入れ」
→採取した血
「多く雇っている従業員」
→血の仕入れのため
「休み」
→血を抜き取る日なため、貧血で仕事ができない
(さすがに殺して血を採取しているわけではないだろう…)
つまり、ワインは従業員の血液である。
とはいえ、完全に血液ではなく、
ワインに血液を混ぜているのだと思うが…
さすがに血液を
ワインと間違えないだろうから。
でも、こうやって知らない内に人の血を摂取していたら
何かしら身体に異常が出てきたりするのではないだろうか?
人を食べたくなってしまう…とか。
…ないと信じたいところである。