【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】うどん屋

スポンサーリンク

繁華街の裏通りに親父と

 

よく通ったうどん屋があり

 

品書きはたぬきときつねのふたつ

 

しかなかったが食べるとなぜか

 

疲れが取れ

 

気分が高揚し嫌なことがスッキリした。

 

 

今はその味を未来に伝えたいと

 

私みずからうどん屋を営んでいる。

 

もちろん品書きはたぬきときつねだけだ。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行の最後の文字を縦読みすると

 

と、り、つ、か、れ、た

 

つまり、

「取り憑かれた」

 

『もちろん品書きはたぬきときつねだけだ』

とあるため、

取り憑かれたものはタヌキとキツネ。

 

この二匹の動物は

こっくりさんやエンジェルさんで取り憑いてくる低俗霊。

 

取り憑いた霊は

うどん屋を広めていく。

 

下三行の頭の文字を縦読みすると

「今、私、も」

 

つまり、語り手も取り憑かれている。

 

一体どうやれば取り憑かれるのかわからないが…

うどんを食べるだけで取り憑かれたりするのだろうか?

 

 

ただ、うどん屋を広めるためには

繁盛しないと意味が無いだろう。

 

取り憑かれることによって

繁盛するようなうどん屋を営むことができるのであれば、

それはそれで良いのではないだろうか…

なんて思ってしまうのだが…11:55