友達と山へハイキング。
楽しい時間になるはずだったのに!
今、私は友達の手を引き奴等から逃げている。
探検気分で獣道を探索していたら
急にでてきたのだ。
逃げても逃げても脇道から奴等が飛び出て来る。
鉈を手にして…
しばらく逃げ続け気が付いたら
誰も追い掛けて来ていなかった。
安心からの脱力により地面にへたり込んだ。
友達はまだ不安がっているのか
てを握り締めたままだ。
「いつまで握ってるの?
もう追ってこないから安心して!」
振り返るとそこに友達はいなかった。
【解説】
手を握られていたはずなのに
振り返っても友達はいなかった。
つまり、友達は逃げている途中で手を切断されていた。
ハイキングに行けるような場所に鉈を手にした集団とか
恐ろしすぎる…