妻「ねぇ、あなた。
明日の自分が映るっていう水晶、どこに行ったか知らない?」
夫「ああ、あれね。
もう要らないから、さっき割って捨てちゃったよ。」
妻「そうなの。
まあ、いつ見ても何の変化も無い自分の姿が映ってるだけだったからね。
きっとインチキね。」
………
副機「機長、今日はご機嫌ですね。何か良いことあったんですか?」
機長「別に…(笑)。」
【解説】
機長(夫)はテロで機体を墜落させるつもりである。
明日の自分が映る推奨に自分の姿が映っていなかったことで、
これから行うテロが成功することを確信している。
妻が『きっとインチキね』と言っているくらいだから、
本当に変化がなかったのだろう。
それでも夫が確信していた理由はなんだったのだろうか?
これから死ぬであろう人に水晶を見せたことで知った?
これから死ぬであろう人なんてそんなことは普通わからないので、
そのこれから死ぬであろう人を殺したことになるが…
テロを行うくらいだからやってもおかしくない…か。