可哀想な女の子の話。
女の子は学校で毎日酷いイジメにあっていた。
同じクラスの女子生徒に人目につかない所に連れて行かれ
周囲にわからないようにイジメられていた。
ある日その女の子は学校のトイレで自殺した。
自分で両手両足を切断して死んでいた。
死因は出血多量のようだ。
近くには彼女が書いたものと思われてる遺書が残されていた。
「先立つ不幸をお許しください。
私はいじめられていましたが
私の自殺とそれは一切関係ありません。」
【解説】
自分で両手両足など切断できるはずがない。
片手は必ず残るのだから。
つまり、女の子は殺された。
となると、遺書を用意したのも女の子ではなく、
犯人が書いたものだろう。
『周囲にわからないようにイジメられていた』
とあるにも関わらず、
『私はいじめられていましたが』
と書かれている。
周囲の人はイジメられていることを知らなかった、
となると、女の子が書いたものでなければ、
必然的にイジメていた女子生徒が犯人となる。
わざわざイジメられていたと書いたことで、
イジメていた人を探すだろう。
となると、
そこからイジメていた女子生徒が
特定されてもおかしくはない。
イジメていた女子生徒としては、
自分たちが原因ではないと伝えたかったのだろうが、
逆効果になってしまったのである。
なんともお粗末な…
ちなみに、
『先立つ不幸をお許しください』
とあるが、実際は
『先立つ不孝をお許しください』
である。
イジメられていた女の子の学力はわからないが、
「あの子はこんな間違いはしない!」
と思われたら、それもまた自殺ではないという理由の
一つになりかねない。
イジメていた女子生徒は色んなミスをおかしているが…
両手両足を切断した時点で、
他殺だというのは確実にわかるので、
女子生徒が捕まるのも時間の問題となるのでしょうな。
この話の一番怖いところは、
「イジメていた女子生徒の狂気性」
だろう。
イジメていただけでは飽き足らず、
両手両足を切断して殺すという、
恐ろしいことをしてのけたのだから。
「殺してみたい」とでも思って
このような事件を起こしたのだろうか?
このイジメていた女子生徒がどのように考えていたのか、
気になるところもあるが、知りたくないとも思ってしまう。