【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】幼馴染

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『おおきくなったら、けっこんしようね』

 

少女は幼馴染のその言葉を聞いた。

 

クーーーーーーーッ!

 

親友のケイコには双子のイケメンが幼馴染として存在し

 

しかも家は隣同士のまるで「タッチ」の世界だ。

 

しかもケイコの家は喫茶店

 

私はよくケイコをうらやましいと思ったもんだ。

 

ケイコの家に行きカレーとコーヒーを頼む

 

「あのさ、ケイコに頼みがあるんだ」

「何よ?」

 

「これさ、ケイコの大学の先輩に渡してもらえないかな?」

「こういうのは自分の力でする事でしょ」

 

「だって大学違うんだもん、アンタみたいに容姿良くないし・・・・」
「自信持てば」

 

「あんたはいいよね、イケメンの双子に子供の頃

『結婚しよう』って言われたんでしょう?」

「アンタ、勘違いしてない?」

 

「へ?」

「私は『言われた』んじゃなくて『聞いたの』!」

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケイコは幼馴染の言葉

『おおきくなったら、けっこんしようね』

を聞いただけで、言われたわけではない。

 

では、幼馴染は誰に

そんなことを言ったのだろうか?

 

それは…幼馴染は双子であり、

その双子同士で言った言葉。

 

つまりこのイケメンの双子は…

 

隣に住んでいる幼馴染の双子がどちらもイケメンにも関わらず、

お互いの事が好きで、自分を見てもらえなかったケイコの気持ちは

一体どんな感じだったのだろうか?

 

それを見てケイコは

「イケメン同士だから目の保養になった」

と言い始めるのであれば、

それは幸せなことなのかもしれない。