【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】電池交換

スポンサーリンク

まだ小学校に上がる前の、ムシキング好きの男の子がいた。

ある日、その子が大切に育てていたカブトムシが死んでしまった。

男の子は動かなくなったカブトムシをじっと見ていたが、

おもむろにカブトムシのお腹を引き裂いた。

「何をやっているのっ!?」

息子の異様な行動に母親が鬼の形相で怒鳴る。

「動かなくなったから電池を換えようとしたんだ。」

母親は悲しい顔をして、もう死んでいるのだと言い聞かせた。

すると息子は不思議そうな顔で母親を眺めて言った。

 

 

 

「だってママはパパが動かなくなったときにお腹を切ってたでしょ?」

 

次の日母親は、警察に息子の捜索願いを出した。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

「だってママはパパが動かなくなったときにお腹を切ってたでしょ?」から母親が父親を殺害したことがわかる。

それをこの男の子は見て、母親が父親の電池を交換しているのだと解釈したのである。

 

秘密を知られていたことに気づいた母親は男の子を殺害し、遺体をどこかに隠し、警察へ捜索願を出した。

心理の裏をかいた行動である。