【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】気まぐれな神様

スポンサーリンク

不良の少年、
小太りの中年の男、
長髪の少女の3人が神様に捕まり、
箱の中に入れられた。

 

その箱は、
一辺が10メートルで上の面が無い立方体だ。

 

上にはものすごく大きい神様が箱を覗きこんでいる。

 

神様と言っても人間が嫌いで、
普段は人を救う願いは聞かない悪魔のような存在だ。

 

神様は口を開いた。

 

「愚かな動物の人間共よ、
この箱の三人のうち
一人だけ生き残った者は特別に元の生活に帰してやろう。
ワシは人は嫌いだがこの約束は守る」

 

不良の少年は

「ふざけるな、
とっとと元の世界に返しやがれ!!」

と怒鳴り

 

小太りの中年の男は

「あぁ神よ、お救いたまえ」

と懇願し

 

長髪の少女は

「殺されるなんて嫌よ!!誰か助けてよ~」

と嘆いた。

 

すると神は突然

「……願いを叶えてやろう」

と言い不良の少年と
小太りの中年の男を箱から出した。

 

箱に一人だけ、残された長髪の少女は

「なんで私だけ助けてくれないのよ!!」

と絶望し泣きながら叫んだ。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生き残ったのは長髪の少女。

 

なぜなら、神様は小太りの中年男の

『あぁ神よ、お救いたまえ』を

「あぁ神よ、オス喰いたまえ」と解釈したから。

 

つまり、不良の少年と小太りの中年の男は神様食べられたため、

長髪の少女のみが生き残った。