【意味怖】意味がわかると怖い話まとめ

【意味怖】意味がわかると怖い話を読んで頭の体操を!捉え方は人それぞれであり、答えは一つであるとは言えません。解説も答えではなく、一つの捉え方。あなたがどう捉えたかを教えていただけると幸いです。


【意味怖】星を求めて

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私はある宇宙船の船長をしている。

 

地球はもう人間が住めるような場所ではなくなった。

 

太陽によって海が干上がってしまったのだ。

 

そのため私は全人類を乗せた巨大な宇宙船に操縦して
新しく住むことが出来る星を探している。

 

と言っても、
もう地球を脱出してからどのくらい経っただろうか。

 

数少ない食料飲料は尽き、
息絶える者も少なくなかった。

 

燃料ももうほとんどない。

 

それでも現実は無情で、
生活が出来る星に出会ったことは一度も無かった。

 

もうダメか、そう思い始めた時、
ある一つの星が目に留まった。

 

まるで地球のような青い星。

 

ついに発見したのだ、
求めていた星を。

 

大気圏を抜けると、
見渡す限りの青い海。

 

大変澄んでいて、
深いところまで見える綺麗な海だ。

 

なにしろ水がある!

 

これこそ私達が求めていた星だ!

 

皆で手を取り合って喜んだ。

 

これで人類は救われたぞ!

 


…ある乗組員がボソッと疑問を口にした。

 

その瞬間、皆が凍った。

 

 

【解説】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海が広がる星だったが、

海しかなく陸がないため、

着陸できなかった。

 

そのため、

乗組員たちはもう海の中で溺れるしかない。