おっしゃー!
プレイ時間500時間。
難しいゲームだったけど、
やっとレベル100まで上げられたよ!
セーブセーブっと。
区切りもいいし、
新しいデータ作るかな♪
第一章終わり♪
さて…セーブ。
よし、寝よう!
僕が次にゲームをやるときには、
セーブデータはひとつだけだった。
【解説】
ゲーム好きあるある。
せっかく育てたデータが
不注意によって消えてしまう。
データが消えてしまった喪失感と、
誰のせいでもなく、
自らの手で消してしまったという絶望感。
セーブデータがひとつだけだったという事実に気づいた語り手は
しばし呆然としたことだろう。
このあと、気を取り直して続きを始めていくのか、
それともこのゲームにもう手をつけなくなるのか。
前者であれば、これからもゲームを楽しめるだろうが、
後者であれば、もうゲームをやらなくなるだろう。
語り手の性格はどちらだろうか?
と気になってしまう。