私は独り暮らしでシャワーを浴びていた。
「ガシャーン」
「え?何の音?」
私はシャワーも止めずにリビングへ出た…
すると積んでいた食器類が崩れていた。
誰かいる?
そう思った私は息を潜め周りの音を聞く…
「…シーン…」
なんだ、何も音はしない…
ただ食器が崩れただけか。
【解説】
語り手はシャワーを止めていないはずなのに
何も音はしていなかった。
つまり、シャワーが勝手に止まっていた。
となると…
忍び込んだ何者かが
シャワーを止めたのだろう。
これから語り手は
一体どうなってしまうのか?