ある日の真夜中
二台の大型トラックが正面衝突事故を起こした。
運転手は即死で目撃者はいない。
トラックは二台とも
すごいスピードを出していたようで、
事故車は完全にくっついていた。
警察の事故検分が終わり
運転席から犠牲者を運び出したあと、
そのままトラックは解体処理場に運び込まれた。
ところが、しばらくすると、
トラックの残骸から異臭が漂い始めた。
死体はトラックから運び出したから
トラックのオイルか何かの臭いだろうと判断し
トラックはそのまま解体された。
【解説】
二台のトラックの間に
実はもういた。
完全にくっついていたため、
気付かず解体処理場へ。
解体されたときにどんな風になっているのだろう?
と気になってしまうが、正直見たくはない…。